日本オムニチャネル協会は2026年5月20日、協会員向けのランチ交流会を開催しました。今回のテーマは、「Minimal – Bean to Bar Chocolate -」によるチョコレート体験会。単なる試食会ではなく、“ブランド体験”と“価値づくり”を学ぶ実践型の交流企画として実施されました。

会場では、「Minimal – Bean to Bar Chocolate -」を運営するβace取締役の緒方恵氏が登壇。厳選された10種のカカオ・チョコレートとペアリングドリンクを味わいながら、ブランドづくりや顧客体験設計について参加者に直接レクチャーを行いました。
緒方氏は、「好きだからLTVが高い、とは限らない」と語り、嗜好品マーケット特有の難しさについて説明。多くのブランドが“広く売る”ことを重視する中で、Minimalは「深く楽しめる人との関係性」を重視しているといいます。
また、「知れば知るほど、小さな違いに感動できるようになる」という言葉も印象的でした。チョコレートを単なる“甘いお菓子”としてではなく、発酵や香り、余韻まで含めた“体験”として楽しむ世界観を共有。参加者同士でも、「ワインのような香りがする」「後味が変わる」など自然と会話が生まれ、単なる交流会ではない、深いコミュニケーションの場となりました。


さらに緒方氏は、「誰にでも広げる」のではなく、「価値観を共有できる人に、より深く楽しんでもらう」ことがブランドにとって重要だと説明。立地や価格設定も含め、“どんな顧客と関係を築くか”を戦略的に設計している点は、多くの参加者にとって新たな学びとなったようです。
日本オムニチャネル協会では、こうした“体験を通じた学び”を重視した交流会を定期的に開催しています。業界や立場を超えて集まり、実際の事例やリアルな経営視点に触れながら、新たな視点やつながりを得られるのも同協会の特徴です。
「DX」や「共創」という言葉だけではなく、人と人との対話や体験を通じて価値を深く理解していく――。今回の交流会は、日本オムニチャネル協会らしい学びと交流の時間となりました。






















