株式会社ルートゼロは、親子向けのIT体験イベント「遊んで学べるITフェスタ」を2025年4月5日にグラングリーン大阪で開催します。このイベントには、全国100組の親子を対象としたアンケート調査から得られた結果が基づいており、驚くべきことに、97%の保護者がITスキルが子どもの将来や社会での生活において重要だと認識しています。しかし同時に、7割以上の保護者が、子どもにITやプログラミングに関連した習い事や体験を実施できていない現状も浮き彫りになりました。
調査によると、ITに興味を持つ子どもの割合は53%に過ぎず、実際の体験の場が不足していることが、子どもたちの関心を鈍らせている要因の一つと考えられます。保護者からは、「近くに適切な教室がなかったため、きっかけを持てなかった」という声や、「費用が高く、体験する一歩を踏み出せなかった」といった意見も寄せられています。
このような背景を受け、ルートゼロは「遊んで学べるITフェスタ」を企画しました。イベントでは、ITの最先端技術に触れることができる5つの体験ブースを設けています。子どもたちは、光る刀で戦う次世代のエンタメ系デジタルスポーツや、ドローンの操縦、HAYABUSA2ロボットのプログラミングミッション、VR体験、AIを使った動画生成など、多様な体験を通じて楽しくITを学ぶことができます。
特に注目すべきは、IT教育の必要性がますます高まる中、全国的なIT人材不足の課題に対応するための取り組みでもあります。イベントを通じて、子どもたちが新しい技術に触れる機会を提供し、未来のIT人材育成につなげることが期待されています。
また、今回のイベントは、一般社団法人未来キャンバス『きみいろ』との共同で行われるものであり、親子で楽しむ参加型のイベントとして、新たな学びの場を創出します。親にとっても子どもにとっても、ITという分野への興味を深める貴重な機会になることでしょう。
ルートゼロは、「関わる全ての人の未来にITで寄り添える会社」を目指し、今回のイベントを一つのステップとして、子どもたちがIT技術を通じて夢を実現できる社会づくりに寄与していきます。
詳しくは「株式会社ルートゼロ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部海道