ヤマダホールディングスは2022年4月21日、「SDGsマイスター制度」の新設を発表しました。サステナブル経営の一環として全従業員向けの新教育制度を設け、SDGsにかかる基本的な知識の習得と、社会課題を「自分ごと」と捉えて自身の行動様式を変化させられる人材育成を目指します。
「SDGsマイスター制度」は同社全従業員が対象の資格制度。SDGsに関わる基本的な知識習得を資格として認定するものです。
同社はSDGs目標達成に向けた重要課題を掲げ、これまでも循環型社会の構築、持続可能な社会実現に向けた取り組みを推進してきました。「SDGsマイスター制度」は同社のこうしたサステナブル経営の一環として新設しました。環境保全の動きや同社の取り組みへの理解に加え、SDGsの理解やダイバーシティ推進のための知見を高め、従業員の知識向上を通じて企業としての持続的成長を促せるようにします。
「SDGsマイスター制度」の資格試験を受けるには、「SDGsの概念」「SDGs達成への当社の重要課題」「DE&Iへの理解」の3つの試験に合格し、「SDGsマスター」に認定されることが条件です。SDGsマスター認定後、経済・経営知識、社会現象などに関する試験に合格すると「SDGsマイスター」に認定されます。
SDGsマスターとSDGsマイスターの試験は年2回。同社は2022年より試験を実施し、早ければ来春にはSDGsマイスター認定者が誕生します。SDGsマスター、SDGsマイスターとも、来春以降は社内の人事評価制度への組み入れも予定します。なお、SDGsマイスター認定者には、同社独自の環境マーク「YAMADA GREEN」をモチーフにした認定バッジを贈呈します。認定バッチはSDGsの知見の証として同社の制服に着用することになります。
同社は今後、SDGs目標達成に向けた社会課題を「自分ごと」と捉え、会社として、個人として、できること、やるべきことに向き合っていく考えです。持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進します。