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ロブロックス活用で次世代人材を育成 和歌山GGXセミナーが示した「つくる×検証」の威力

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和歌山でゲームは学びの基盤になれるのか。トランスコスモスがRobloxを題材に、若年層が「つくる→試す→改善する」を回す実践を披露しました。1月31日に開催されたGGXのセミナー内容と、県・大学との連携支援の具体像を紹介します。

Robloxで「公開→反応→改善」を高速に回す 学びが自走する設計

トランスコスモスは、和歌山県が推進するGame Grove Xの一環として「GGX Games Showcase」でステージセミナーを実施しました。日時は2026年1月31日14時30分から15時10分で、会場は和歌山城ホール1階展示室です。登壇は、YouTubeチャンネルを運営する河合真之介氏と、トランスコスモスのメタバース推進部 部長である光田刃氏が務めました。セミナーの主題は、RobloxやYouTube、AIを“手段”と位置づけ、創作物を公開し反応を得て改善するサイクルを体験的に身につけることにあります。Robloxは公開と改修を短いサイクルで繰り返せるため、検証が蓄積され学びが自走します。動画連動で企画の見せ場を設計し、拡散を前提とした発想力と企画力を高められる点も強調されました。

当日の講演ポイントでは、AI時代に重要となる検証と改善の力を具体的に示しました。制作にとどまらず仮説検証によって差がつくことを、Robloxの実装と運用の流れで説明しました。失敗を資産化できる環境を整えることが、挑戦を継続させ創造性を伸ばす土台になると述べられました。会場にはゲームやデジタル分野に関心を寄せる来場者が集まり、内容に熱心に耳を傾ける様子が見られました。Robloxを“遊ぶ”だけでなく、つくって検証する学習基盤として活用する価値への関心が確かめられました。セミナーを通して、実装と検証を往復する学習設計が次世代のCX人材育成につながる手応えが示されました。

和歌山県および和歌山大学との連携も発表されました。企業版ふるさと納税を活用し、地域から次世代デジタルクリエイターを育てる環境づくりを支援しています。GGXは、学び、制作、発表、フィードバックが循環するコミュニティとして運営されています。トランスコスモスはメタバースとデジタルCXの知見を活かし、試行と検証が自然に回る学習と創作の場づくりを担っています。和歌山県 デジタル社会推進課の山口氏は、若者が挑戦し学び交流できる環境づくりによって、将来のイノベーション創出と地域経済の発展を目指すとコメントしました。企業版ふるさと納税を通じた連携に謝意を示し、挑戦機会の継続的な支援を表明しています。

トランスコスモスはRobloxを活用した実践教育プログラムを展開しています。自治体と学校向けには、学びから検証までを循環させる創造人材育成プログラムを提供します。企業向けには、企画、データ理解、改善力を養う実践型デジタル人材研修を用意しています。コミュニティ運営支援では、創作とフィードバックが継続する学習基盤の設計を支援します。教育を通じて検証文化を根付かせることが、地域の人材育成と企業のCX向上につながるという考えが示されています。今後もRobloxをはじめとする実践型プラットフォームを活用し、地域から世界へ挑戦できる人材育成とデジタル時代のCX価値創出に貢献する方針です。

本セミナーのポイントは、プロダクトとコミュニティ設計を結びつけた“循環する学び”の提示にあります。公開と改善の速度を上げることで、若年層の仮説検証力を高める狙いが明確です。自治体と大学、企業が連携し、資金面では企業版ふるさと納税を活用しながら学習基盤を構築しています。発表とフィードバックの場を通じて、挑戦と安全な試行を両立させる環境を重層的に整えています。メタバースとデジタルCXの実務知見を教育プログラムに落とし込むことで、習得した検証力を現場で活用できるように設計されています。地域起点の取り組みが、継続的な人材循環を生み出す構図が示されました。

見解
Robloxを核に据えた“つくる×検証”の学習設計は、成果の可視化と継続性で強みがあります。自治体、大学、企業の役割分担が明確で、拡張と定着の両立に適した枠組みだと評価できます。

詳しくは「トランスコスモス株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 茂木

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