海外旅行での会話や騒がしいオフィスでのコミュニケーションに、まだ苦労していませんか。驚くべきことに、お気に入りのメガネをかけるだけで、世界中の言葉がリアルタイムで耳元に届く時代が到来しました。日常の景色を劇的に変える、最先端のウェアラブルデバイスに秘められた驚きの新機能の正体に迫ります。
20言語をリアルタイムで通訳するスマートグラスと雑音を消し去る新技術
Metaは2026年6月29日、AIグラスである「Ray-Ban Meta」と「Oakley Meta」の最新ソフトウェアアップデートを発表しました。今回の更新により、これまで非対応だったライブ翻訳機能が新たに日本語に対応します。日本語を含めた14の言語が追加されたことで、合計20の言語間におけるリアルタイムな翻訳が可能となりました。この機能はグラスに内蔵されたマイクとスピーカーを駆使し、対面する相手が話す外国語を即座に日本語の音声へと変換してユーザーに届けます。海外旅行での現地人とのやり取りだけでなく、ビジネスの場や日常的な異文化交流においても、言葉の壁を感じさせない自然な会話を実現します。
さらに今回のアップデートでは、動画の撮影機能も大幅な進化を遂げています。本体に搭載された1,200万画素の超広角カメラと3K Ultra HD動画撮影の性能を活かし、日本国内でもスローモーションとハイパーラプスの撮影モードが利用可能になります。スポーツの決定的瞬間をドラマチックに捉えたり、旅先の街歩きをダイナミックな映像として凝縮したりすることができます。また、真正面から話し掛けてくる相手の声をピンポイントで強調する「会話フォーカス」機能も順次導入されます。オープンイヤースピーカーとビームフォーミング技術、さらにはリアルタイムの空間処理技術を融合させることで、周囲の雑音を効果的に排除して相手の声だけをクリアに増幅します。これにより、騒がしいレストランや人混みの中のパーティーといった環境でも、大切な会話に集中し続けることが可能です。
この先進的なデバイスを手軽に体験できるよう、日本国内における正規販売パートナーとの連携も強化されます。2026年7月22日より、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ソフトバンクの対象店舗において、一部モデルの店頭取り扱いが新たに開始されます。なお、各パートナーのオンラインストアや、ビックカメラ有楽町店・なんば店、ヨドバシカメラAkiba店・梅田店などの一部店舗では、すでに先行販売が行われています。今回のソフトウェアアップデートはMeta AIアプリを通じて段階的に配信されるため、ユーザーはペアリングされたアプリから手軽に最新の機能を受け取ることができます。
見解として、スマートグラスが20言語のリアルタイム翻訳や空間音声処理を実装したことは、日常のコミュニケーションを拡張する強力な人間拡張DXです。 スマートフォンの画面を見る必要すらなく、視覚と聴覚がシームレスにデジタル化される体験は、今後のビジネスや観光のあり方を根本から変えていくでしょう。
詳しくは「Meta」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部 戸田






















