診断用の実行環境や仕様書をそろえる負担を減らしたい担当者へ。対象範囲と上限を決め、コードを読む方式で脆弱性を点検するサービスです。
Java中心・展開後2.5MBまで、動かす検査との違いも確認
Trust株式会社は2026年11月5日、企業の情報システム・セキュリティ担当者向けに「Webアプリケーション脆弱性診断サービス」の提供を開始しました。事前に合意した範囲のソースコードを渡すと、AIエージェントによる解析とスクリプトの自動点検を組み合わせ、疑わしい箇所と検出根拠を確認して診断レポートを提示します。実行環境や仕様書の準備は不要です。標準プランは診断からレポート提出まで1回50万円、税別で、必要なコードを受け取ってから1週間以内としています。
申込前に見ておきたいのは、対象規模と言語です。標準では1システムを想定し、Zipを展開した後のコード容量は2.5MBが上限。Javaを中心に対応し、ほかの言語は事前に適用できるか確認します。大規模な利用は要件に応じた個別見積もりです。診断はコードを読み取る静的な点検で、実際にプログラムを動かして攻撃の再現を確かめる動的診断や、ペネトレーションテストは対象外です。依頼したい点検内容と、このサービスが扱う範囲を照らし合わせられます。
主な点検観点は、SQLインジェクションやXSS、認証処理と権限チェック、認証情報の埋め込み、不適切な情報出力などです。預かったコードは診断目的のみに使い、AIモデルの学習には利用せず、診断完了から一定期間後に削除すると説明しています。結果と対策の参考情報を提供するサービスで、再診断、改修、運用、継続監視は料金に含まれません。資料請求や申込相談は同社の専用Webページから受け付けます。診断後の修正作業まで必要な場合は、その対応範囲も相談時に確認できます。
詳しくは「Trust株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部





















