保存した情報を、どのサイトへ自動入力するか。Proton PassがURLの照合方法を選べる機能と、端末内で行うパスワードの確認機能を追加しました。
フォルダーも追加、作成できるプランと共有設定は要確認
Protonは2026年10月15日、パスワード管理サービス「Proton Pass」にフォルダー、URL照合、自動チェックの改善を追加すると発表しました。機能は数日かけて順次展開する案内です。URL照合では、自動入力する場所を親ドメインとサブドメイン、ホストの完全一致、指定URLでは入力しない設定などから選べます。高度な設定にはワイルドカードや正規表現も用意し、どの項目を自動入力するかも指定できます。
パスワード確認では、弱いものや使い回したものなどの既存チェックに、漏えいしたパスワードとの一致検出を加えます。チェックは端末内で行い、Proton側がパスワードや保管庫の内容を読めない方式です。パスワードの指紋に相当する情報を、研究者が公開する既知の漏えい情報の指紋リストと比較します。一致した場合に通知し、変更を促します。今回の記事の対象は対策機能の追加であり、Protonで漏えいが起きたという発表ではありません。
フォルダーとサブフォルダーを作り、保管項目の整理、移動、絞り込みや検索もできます。作成できるのはPass Plus、Pass Family、Proton Unlimitedや対象ビジネスプランです。無料プランやPass Essentialsでは作成できませんが、有料利用者から共有された保管庫内のフォルダーは使えます。フォルダーの共有設定は所属する保管庫に従い、フォルダー自体の共有機能は今後の計画です。整理機能と共有権限を区別しながら、入力する先と、保管する情報の管理を見直す更新になっています。
自動入力の便利さを保ちながら、入力先を選べる点は日常の管理に役立ちます。フォルダーの見た目と共有権限は別なので、整理しただけでアクセス範囲が変わると思い込まず、設定を確認して使いたい機能です。
詳しくは「Proton AG」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部





















