ハザードマップに加えて、周りの土地の高さも確認したい。無料のKAKUNIN MAPは、現在地を基準にした標高差と洪水浸水想定を重ねて表示します。
約250m四方の地形を色分け、自治体情報との併用が前提
ウェーブオンは2026年10月21日、防災地図アプリ「KAKUNIN MAP」を発表しました。提供開始は10月19日で、国内のApp StoreとGoogle Playから無料で入手できます。現在地の標高を基準に、周囲が何メートル高いか、低いかを約250m四方の区画ごとに色分けします。表示範囲は現在地を中心に半径約1,200mで、その中で最も高い区画は点滅します。近所の地形を、現在地との関係で確認できる仕組みです。
地図には、想定最大規模の洪水による浸水想定区域を重ねて表示できます。浸水深に応じた色分けに加え、指定緊急避難場所と指定避難所を表示し、近い場所を一覧で探せます。東京湾平均海水面を基準にした低地エリアの強調表示も備えます。向いている方向が上になる表示と北が上になる表示を切り替えられ、標準地図風と淡色地図風の選択にも対応します。引っ越しや旅行の前に行き先を確認する用途も想定されています。
対応環境はiOS 15.0以上、Android 7.0以上です。位置情報の許可は任意で、許可しなくても地図を閲覧できます。ただし表示は参考情報であり、実際の避難では市区町村の避難情報や公式ハザードマップを確認する必要があります。約250m四方の標高差は区画単位の目安で、道路や建物のすぐそばの細かな高低差を表すものではありません。地図で高く表示された場所への移動の安全性を、アプリが保証するわけではありません。
地形と浸水想定を同時に見ることで、普段歩く道を見直す材料になります。区画単位の目安という限界を理解し、自治体の避難情報と合わせて使うことで、事前の下見に役立てやすいサービスです。
詳しくは「ウェーブオン株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部





















