海外旅行先でのショッピングや海外通販サイトで買い物をするとき、値札や画面に「$49.99」「€85」などの外貨が表示されているのを見て、金額の確認に手間取った経験はないでしょうか。
スマートフォンの電卓を開いて為替レートを調べ、「49.99 × 155円 =……」と入力して計算したり、頭の中で暗算して「だいたい7,500円くらいかな?」と大まかな金額を判断したりすることもあります。こうした為替計算の手間を減らす方法が、スマートフォンのカメラや写真を活用した自動通貨換算機能です。
カメラを値札に向けたり、外貨が表示された画面を撮影したりすることで、ドルやユーロなどの金額を日本円に換算できます。この仕組みには、GoogleレンズやiOSのテキスト認識表示といった画像認識技術が使われています。
画像内の数字と「$」「€」「£」などの通貨記号を認識し、為替レートをもとに日本円の金額を表示する機能です。従来の外国語を日本語に置き換える翻訳機能に加え、数字の横にある通貨単位を読み取って換算できる点が特徴です。例えば、値札に「$29.99」と記載されている場合、その金額に対して「約4,650円」といった日本円の換算結果をAR(拡張現実)で重ねて表示する仕組みが紹介されています。
利用する際は、Googleアプリの検索バー横にあるカメラマークから「Googleレンズ」を起動し、「翻訳」モードを選択して値札にカメラを向けます。海外通販サイトの場合は、外貨が表示されている画面をスクリーンショットで保存します。カメラをかざすことで「$50」が「約7,750円」といった日本円の金額に換算される例もあります。
iPhoneでは、保存したスクリーンショットを開き、右下の「テキスト認識」アイコンをタップします。「$50」などの文字部分を長押し、またはタップすることで、現在の為替レートに基づいた日本円の換算結果をポップアップで確認できます。
電卓での為替計算を減らし、海外での買い物をよりスムーズに
この自動通貨換算機能を活用すれば、海外で買い物をするたびに電卓アプリを起動して為替計算を行う手間を減らせます。現代の「個人DX」は、新たに海外向けの通貨換算アプリを購入することだけではありません。
普段使っているスマートフォンのカメラや写真の認識機能を利用し、外貨の金額を日本円に換算することで、日常の小さな不便を解消することにもあります。
価格を確認するたびに為替レートを調べたり、数字を手入力したりする作業を減らすことは、買い物の際の判断を効率化する方法の一つです。値札にカメラを向けるだけで換算結果を確認できるため、海外旅行中のショッピングや海外通販サイトでの価格確認にも役立ちます。
これまで海外での買い物のたびに電卓で計算していた方は、Googleレンズや写真のテキスト認識機能を使い、外貨の金額を日本円で確認する方法を試してみてはいかがでしょうか。
レポート/DXマガジン編集部





















