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パソナ×ラクスが示す経理DXの勝ち筋 、 楽楽精算で処理時間を大幅短縮

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人手不足が進む今、経理の「膨大な事務作業」をどう減らすかが経営課題です。2025年10月10日、株式会社パソナと株式会社ラクスが業務提携を開始。クラウド型経費精算「楽楽精算」をBPOに組み込み、経費精算を起点に業務負担の大幅軽減を狙います。続きでは両社の役割と導入のポイントを整理します。

人×テクノロジーで経費精算を再設計

株式会社パソナ(代表取締役社長 中尾慎太郎)と株式会社ラクス(代表取締役社長 中村崇則)は、2025年10月10日に業務提携を開始しました。本提携は、ラクスのクラウド型経費精算システム「楽楽精算」を、パソナが提供するBPOサービスに組み込むことで、経理部門の業務効率化を包括的に支援することを目的としています。対象は業務効率化の支援を必要とする企業の経理担当部門で、両社は「人+テクノロジー」の最適な組せで業務そのものを再設計するとしています。

役割分担は明確です。ラクスは「楽楽精算」を通じて申請・承認フローの効率化や内部統制の強化といったDX支援を担います。パソナは業務コンサルティング、業務フロー設計、導入支援、そして運用代行(BPO)サービスを提供し、現場に即した運用移管を進めます。この組み合わせは、パソナが推進する「X-Tech BPO」の一環として位置づけられ、単なるツール導入に留まらず業務設計から運用までをワンストップで対応できる点が特徴です。

プレスリリースでは、提携により企業は経費精算を中心とした間接業務の効率化を図り、業務負担の大幅な軽減とコア業務へのリソースシフトを実現するとしています。また、両社は経理・人事をはじめとするバックオフィス全体への支援領域拡張を継続的に検討すると明記しています。

詳しくは「株式会社パソナ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

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