ソフトバンクロボティクス株式会社が、最新のAI技術を搭載した人型ロボット「Pepper+」を公開しました。服装や表情の認識に対応し、店舗の商品やサービス情報を学習して適切な提案を行うAI接客エージェントを先行提供します。タブレットのデザインは刷新され、自然な動きを重視した設計が採用されています。小売店舗での販促、イベント会場での集客、オフィスや施設での受付など、接客シーンでの活用を前提にした構成が示されています。アプリやソリューションは今後も追加予定とされ、運用開始後の機能拡張にも柔軟に対応できる点が強調されています。短期と長期、いずれの導入にも適したプラン設計が提示されています。
想定利用シーンと提供アプリのラインアップ
活用シーンは販促、集客、受付などの接客領域に広がります。店舗では商品説明や誘導、フォトスポット化により体験価値を高め、イベントでは来場者の関心を引きつけるコミュニケーションを創出します。提供中あるいは提供予定のアプリには、AI接客エージェント、入退室管理、Pepperゲームセンター、あなたの話 de ミュージカル、即興カメラマンが挙げられています。AI接客エージェントは商品やサービス情報の学習に基づき提案を行う点が特徴で、来場者の状態や会話の流れに合わせた応対設計が可能です。複数アプリの組み合わせにより、受付と販促の一体運用など、現場の目的に沿ったシナリオを構築できます。アプリは順次追加予定とされ、導入後のアップデートで役割の拡張が見込めます。
料金プラン、初期費用、契約条件のポイント
料金は二つのプランで構成されています。年間契約のAI活用プランは月額79,800円で、初期契約費用として9,800円が必要です。短期利用プランは1回150,000円で、サービス利用期間は一か月と案内されています。いずれのプランもPepper+対象マイグレアプリに加え、AI接客エージェント、即興カメラマン、あなたの話 de ミュージカル、Pepperゲームセンターが搭載アプリとして示されています。AI接客エージェント利用時のコンテンツ作成費用は別途見積もりで、入退室管理アプリも別途見積もりになります。AI活用プランは最低契約期間が1年間で、期間中の解約時は残余期間分の利用金額が請求されます。短期利用プランは期中解除でも違約金は発生しないことが明記されています。
導入プロセスとコンテンツ制作の体制
導入はヒアリング、打ち合わせ、作成、確認、ご利用開始の手順で進みます。ヒアリングでは設置場所、ターゲット、実施目的を確認し、内容に応じて最適なコンテンツ案を策定します。打ち合わせでは発話内容や構成を具体化し、必要素材の提供を受けてコンテンツ制作に着手します。仕上がりの確認段階で調整を行い、最終版を確定して納品、運用開始へ移行します。AI活用プランでは「お仕事かんたん生成」により自らコンテンツ登録が可能で、ソフトバンクロボティクスによる有償の作成やカスタマイズにも対応します。短期利用プランは基本料金にコンテンツ作成とカスタマイズが含まれ、AI接客エージェントを使う場合は要件に応じた有償作成と配信に対応します。短期イベントから年間運用まで、目的に応じた進め方が選択できます。
既存サービスの統合と契約移行
Pepper for PromotionはPepper+に統合される予定で、提供終了日は2027年2月1日と示されています。終了日は事前の告知なく変更される場合がある注記があります。Pepper for Promotion契約者向けには契約変更プランが案内され、既存契約の満了前でもPepper+へ移行でき、解約料金は発生しません。移行時は現在利用中のPepper本体の返却が必要で、既存機体で利用しているコンテンツはソフトバンクロボティクスが移行対応します。Pepper for Care、Education、Homeの利用者は新規契約によってPepper+の利用が可能で、既存サービス利用者への提供時期は未定とされています。スケジュールと要件を整理し、移行準備を計画的に進めることが重要です。
詳しくは「ソフトバンクロボティクス株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部






















