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その着信、警察や銀行を名乗る詐欺かも?出る前に「詐欺の可能性」を警告する無料アプリ登場

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NTTタウンページ株式会社は、トビラシステムズ株式会社と協業し、警察庁の推奨制度に基づき認定を受けたスマートフォン向けアプリ「詐欺対策 by NTTタウンページ」を2026年3月5日に無料提供開始します。アプリは、詐欺の恐れがある電話番号を着信時や発信時に警告し、自動遮断にも対応します。加えて、iタウンページの事業者データを活用し、実在性を確認済みの企業名を発着信時に表示することで、出る前の判断を支援します。電話を起点とした特殊詐欺の未然防止に加え、知らない番号でも正規事業者かを見極めやすくする点が特長です。提供はiOSとAndroidに対応し、App StoreやGoogle Playから入手できます。iOSではバージョンにより一部機能制限があり、iOS17以下は警告表示のみの対応となります。

認定の背景と狙い

近年、電話を用いた特殊詐欺は高齢者に限らず若年層にも広がっており、2025年には被害者の過半が65歳未満、そのうち20代から30代が約半数以上を占めるとされています。警察や金融機関を名乗る権威型詐欺が増え、固定電話だけでなく携帯電話も標的になっています。他方で、警戒から未知番号を拒む行動が広がり、必要な電話まで取り逃す懸念が生じています。こうした状況を踏まえ、アプリは警察庁などが把握する詐欺関連番号とトビラシステムズの迷惑情報データベースを組み合わせて要注意番号を検知し、着信時に警告や遮断を実施します。さらに、iタウンページのホワイトリストで企業名を表示し、正規の発信か不審かを直感的に見分けやすくします。警察庁の担当課長は、正規事業者名の自動表示とブロック機能を評価し、多くの導入を呼びかけています。

トビラシステムズとの協業と検知精度の仕組み

本アプリは、トビラシステムズの実績ある迷惑情報データベースと、NTTタウンページの実在確認済み事業者データベースを統合して開発されました。トビラシステムズは利用者からの申告や独自調査をもとに危険番号情報を日々更新しており、新たな手口や番号にも迅速に対応可能です。アプリには詐欺または詐欺と類推される番号のみを連携し、それ以外の迷惑電話番号は含めません。NTTタウンページはサービス提供主体として運用し、両社で警察庁推奨アプリとしての実効性と信頼性を確保します。これによりリスク判定の精度を高め、通話前段階での抑止力を強化します。防犯情報の通知にも対応し、最新の手口への注意喚起を継続的に行います。

アプリの主な機能と対応環境

アプリは無料で提供され、簡単な設定で利用を開始できます。要注意番号の判定に基づく着信遮断や警告表示に加え、発信時の警告にも対応します。企業からの着信については、iタウンページに登録された約500万件の企業情報をもとに発信元名称をリアルタイム表示します。仕様上、iOSでの名称表示対応は約40万件となります。防犯情報のアプリ内通知により、利用中も予防知識のアップデートが可能です。対応OSはiOSとAndroidで、ストアからダウンロードして設定を行います。なお、機能詳細や設定手順は提供資料に記載され、iOSのバージョンにより自動遮断が制限される場合があります。

事業者の名称表示に向けた登録方法

発着信時の名称表示は、iタウンページに掲載された実在確認済みの事業者電話番号が対象です。中小企業や小規模事業者は、Myタウンページで無料登録と情報管理が可能で、登録後に確認を経て名称表示対象となります。官公庁や多数回線を持つ事業者は個別対応により適切な情報管理を行います。これにより、受け手が発信元を事前確認できる環境が整い、業務連絡や顧客対応での取り逃しリスク低減に寄与します。今後、NTTタウンページとトビラシステムズは機能強化を継続し、警察庁と連携して詐欺対策の社会定着を目指す方針です。安心して電話を受けられる環境づくりに向け、アプリとデータベースの連携運用を進めていきます。

詳しくは「NTTタウンページ株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部 權

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