キリンホールディングスは19日、2026年春季労使交渉で、基本給を一律に底上げするベースアップを月1万2000円とする回答を労働組合に示しました。組合要求は月1万3000円で、満額には届いていません。定期昇給などを含めた組合員の賃上げ率は5.8%です。ベア実施は4年連続で、対象は組合員約1900人となります。2026年4月入社の大卒初任給は1万2000円引き上げ、29万3000円にします。南方健志社長最高執行責任者は、人財の力がイノベーション創出に最も重要だと述べ、従業員が心身ともに健康に価値創造へ挑戦することへの期待を示しました。酒類大手の交渉結果も出そろい、サッポロビールはベア1万6000円で満額回答し、賃上げ率は6.1%です。アサヒビールは4月以降に組合員対象で約5%、サントリーホールディングスは約6%の賃上げを実施します。主要各社の水準と比較しても、キリンホールディングスの5.8%は同程度の水準に位置づけられます。






















