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3月物価は1.8%上昇。エネルギー安で2%割れも、チョコレート24%増など「食のインフレ」が家計を直撃

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3月の消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で1.8%上昇となりました。エネルギー価格の低下が押し下げ要因となり、伸び率は2カ月連続で2%を下回りました。一方で食料品の上昇は続いており、前月から伸び率が拡大しています。市場予測の中央値は1.8%の上昇で、結果はこれと一致しました。物価の調査は3月は11日から13日が対象で、該当する曜日のいずれか1日に実施されています。総合指標の水準は2020年を100とした指数で112.1でした。

エネルギーが下押し ガソリンは下落も灯油は上昇

エネルギー価格は前年同月比で5.7%下がり、物価全体の伸びを抑えました。内訳では都市ガス代が8.3%低下し、電気代も8.0%の下落となりました。ガソリン代は5.4%下がり、ガソリン税の旧暫定税率の廃止が反映されたかたちです。一方で中東情勢の緊迫化を背景に原油が上昇し、灯油は6.3%上がりました。灯油の上昇は3カ月ぶりとなります。エネルギー関連の動きは、補助政策や国際市況の影響を受けて項目ごとに差が出ています。

食料品は上昇基調 菓子やチョコに強い値上げ圧力

生鮮食品を除く食料品は5.2%の上昇で、物価全体の押し上げ要因になりました。コメ類は6.8%上がりましたが、店舗で特売が広がったことから伸び率は2月の17.1%から縮小しています。菓子類は8.1%上昇し、特にチョコレートは24.0%の上げ幅となりました。チョコの値上がりは原材料のカカオ豆価格の高騰が要因に挙げられます。生活実感に近い生鮮食品を含む総合は1.5%の上昇でした。生鮮食品とエネルギーを除く総合は2.4%の上昇で、基調的な物価は2%台の伸びを示しています。

年度ベースの動向 5年連続の上昇で24年度と同じ伸び幅

25年度の1年間を通した生鮮食品を除く総合指数は、月平均で111.7となりました。前年度比で2.7%の上昇となり、5年連続の上昇です。伸び幅は24年度と同じとされています。項目別ではコメ類が48.9%上がり、比較可能な1971年度以降で最大の伸びでした。エネルギー補助が続くなかでも、基礎的な消費項目の一部で高い伸びが確認されました。物価調査の手法は、対象月の12日を含む週の水曜から金曜のいずれかに実施する方法で、継続的な比較が可能な設計です。市場予測との整合や項目別のばらつきにより、家計や価格設定への影響が分かれたかたちとなりました。

詳しくは「総務省」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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