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【2026春闘】賃上げ率5.08%をキープ!中小企業の「金額」が前年超え、非正規は驚異の6.6%増

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全体の賃上げ率が5%台を維持し、中堅・中小組合の健闘が続いています。連合は4月14日10時時点で2026年春季生活闘争の第4回回答集計をとりまとめました。平均賃金方式の加重平均では、定昇相当込みの賃上げ計が16,879円、率で5.08%でした。昨年同時期比で金額は136円減、率は0.29ポイント低下しましたが、高水準を保っています。300人未満の中小組合は13,394円、4.84%で、100から299人と300から999人の組合は金額で昨年同時期を上回りました。有期・短時間・契約等労働者の時給引上げ額は加重平均で80.29円、引上げ率の概算は6.61%となり、一般組合員の上昇率を上回りました。

平均賃金方式の内訳と動向 規模別では中小の金額増が目立つ

平均賃金方式で回答を引き出した3,365組合の加重平均は16,879円、5.08%でした。集計組合員数は2,498,425人で、昨年同時期の5.37%から0.29ポイント低下しています。規模別では300人以上の計が17,209円、5.10%、内訳は1,000人以上が17,540円、300から999人が15,612円でした。300人未満の計は13,394円、4.84%で、金額は前年の13,283円から111円増です。さらに100から299人は13,983円、4.96%、99人以下は11,563円、4.46%となりました。全体に率はやや低下した一方で、中小の一部規模帯で金額が伸びています。

純粋な賃上げ分の推移 中小で金額が前年超え

賃上げ分が明確な2,600組合の加重平均は11,704円、3.53%でした。昨年同時期比で金額は361円減、率は0.26ポイント低下しています。中小組合1,502組合では10,152円、3.60%で、前年の9,868円から284円増です。99人以下、100から299人、300から999人の組合で金額が前年を上回る結果が続いています。300人以上の計は11,836円、3.52%で、前年の12,226円から390円減となりました。定昇相当を除いた賃上げ分は全体で鈍化しつつも、中小の底上げが確認できます。

個別賃金方式と非正規の動き 30歳区分とその他が前年超、時給引上げも拡大

個別賃金A方式の30歳区分とその他区分は金額で昨年同時期を上回りました。30歳が19円増、その他が2,562円増となっています。有期・短時間・契約等労働者の賃上げは、加重平均で時給80.29円、平均時給の参考値は1,295.88円でした。引上げ率の概算は6.61%で、一般組合員の平均賃金方式による5.08%を上回っています。単純平均では80組合で月給換算の引上げが12,416円、率で5.14%、加重平均では19,763人で12,301円、5.05%です。非正規区分の引上げ幅は近年拡大が続いており、底上げの流れが見て取れます。

要求と妥結の進捗 7割超が月例賃金改善を要求 今後の公表予定

要求提出状況では、月例賃金改善を要求した組合が3,220組合で全体の70.4%です。妥結済みでは賃金改善分の獲得が1,894組合、定昇相当分の確保のみが21組合、未達成が2組合、確認中が1,303組合でした。定昇相当込み賃上げ率の分布は5%以上6%未満が最も厚く、4%以上5%未満、6%以上7%未満が続きます。2026年と2025年で集計対象が異なるため、昨年対比が整合しない場合があるとの注記があります。第5回は5月12日、第6回は6月4日に公表予定です。公表スケジュールと併せ、方式や規模区分の違いに留意した数値比較が有効です。

詳しくは「連合」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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