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【2027年卒・4月就航概況】内々定率70.9%の売り手市場に潜む、活動継続率6割超の背景と学生の「辞退留保」の実態

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4月末時点で70.9%の学生が内々定を獲得しているという驚きの売り手市場。それなのに、なぜ6割もの学生が就職活動を止めず、不安を募らせているのでしょうか?そこには、内々定を持っていながらも約4割が「企業に辞退を伝えていない」という、現代の就活生が抱える複雑な胸の内がありました。

内々定を保有しながらも選考を継続する学生のリアルな選択

株式会社マイナビが2027年卒業予定の全国の大学生・大学院生を対象に実施した調査によると、4月時点の選考における内々定保有率は70.9%に達しました。前年同月と比べて0.9ポイントの微増となり、3月末の時点からはわずか1カ月で12.2ポイントも急増しています。文理別では、理系学生が80.3%(前年同月比2.4ポイント増)と伸長した一方で、文系学生は64.8%(前年同月比0.3ポイント減)と、前年よりやや減少しているのが特徴です。しかし、その一方で未内々定者と合わせた全体の活動継続率は61.9%を記録しました。内々定を持ちながらも、実に32.8%の学生がまだ就職活動の戦いの場に留まっているのが現状です。

この驚異的な内々定率の裏で、学生たちの心理には深い影が落ちています。就職活動に対して「不安がある」と答えた割合は前年よりも増加しました。未内々定者の84.7%が「1つでも内々定をもらえるか」を恐れる一方で、すでに内々定を持つ活動継続者の67.1%までもが「志望企業から内々定をもらえるか」という別の不安に苛まれています。内々定を保有していても、志望企業からの内々定に不安を感じていたり、現時点の内々定先への意思決定に迷ったりしている状況がうかがえます。内々定を保有する学生の44.1%、つまり約4割が「入社意志の低い企業に対して辞退の意思をまだ伝えていない」と回答したのです。

学生たちが辞退の連絡を留保する最大の理由は、「志望度の高い企業の選考がまだ終わっていないから」で44.0%を占めました。さらに「全ての選考が終わってから比較検討したい」が39.5%、「どの企業が良いかまだ迷っている」が25.0%と続きます。決して不誠実からではなく、第一志望の選考を控え、慎重に人生の選択をしようともがく姿が浮かび上がります。これから選考が本格化する中で、学生は体調管理に留意しながら決断を迫られることになります。企業側も、この数字の背景にある学生の迷いや動きを正確に把握したアプローチが必要となるでしょう。

見解として、内々定率が70%を超える一方で、約4割が志望度の選考未了を理由に辞退を留保するデータは、採用市場における学生の不確実性を浮き彫りにしています。 企業は表面的な内々定数に惑わされず、データに現れない学生のリアルな選考状況や心理に寄り添った個別のフォローを行うことが不可欠です。

詳しくは「株式会社マイナビ」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部

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