NTTドコモとタイミー、住信SBIネット銀行が金融領域で協業すると発表した。スポットワーク仲介サービス「タイミー」の利用者に向け、給与振り込みなどの金銭授受や、ドコモの決済・カードなど各種金融サービスと連携した新サービスを開発する。住信SBIネット銀行は外部に銀行機能を提供するBaaSを活用し、タイミーは自前でシステムを持たずに金融サービスを提供できるようになる。これにより、振込や残高管理の体験向上、支払いスピードの最適化など、利便性の高い機能の実装が想定される。
タイミーは登録者数が1400万人超、事業者数は46万に達しており、単発や短時間の就労で蓄積した勤務実績やレビューなどのデータを保有する。3社はこうした情報の活用も視野に入れ、サービス検討を進める。具体的なサービス内容や提供時期は今後詰めるとしている。NTTドコモは金融領域を成長分野とし、1億の会員基盤に加え、d払いやdカードなどの強みを活かし、タイミー利用者との新たな接点を創出する狙いだ。
また、タイミーは7月に金融事業を担う子会社「タイミーフィナンシャル」を設立する。今回の協業は金融事業拡大の一環であり、新たな収益源の育成を目指す動きが加速する。働き方の多様化が進む中、即時性と安全性を両立した金融体験の設計が鍵となる。導入を検討する企業は、支払い業務の省力化や不正防止の要件、既存決済との連携要件を整理し、段階的な実装計画を描くことが有効だ。





















