Microsoft 365 Copilot の有償シート数が3,000万を超え、純増シート数も前四半期比で2倍以上となったことが発表されました。これはAI活用の拡大を示すだけでなく、成果の物差しが「利用度合い」から「仕事の変革度合い」へ移りつつあることを示しています。エージェント機能を備えたCopilot Coworkは、ユーザーが定義した複数ステップのタスクを開始から完了まで自律的に遂行します。社内テストでは単一モデル対比で30から40パーセントのコスト削減が報告されています。バックグラウンド稼働のMicrosoft Scoutは、独自のIDと権限を持ち、Work IQを通じて組織の文脈に基づく成果を生成します。開発面でも、少人数チームとAIエージェントの協働により、構想から大規模展開までのスピードが飛躍的に向上しました。
Copilot の利用は深さと広さの両面で加速しています。過去1年で1人当たりの対話回数は約2倍となり、複数機能を使うユーザーも3桁の伸びを示しました。平均週間利用率はOutlookやTeamsと同等の水準に達しています。Copilot Coworkに委任される業務は、分析から説明文作成、調査からコード生成など、複数ステップ型が増加しています。ワークフロー単位では分析関連が全タスクの49パーセントを占め、単独タスクの29パーセントから拡大しました。導入規模5万シート超の顧客数は前年比で7倍以上に増え、従業員の過半数へ展開する企業も前四半期比で約75パーセント増です。個社の月間アクティブ利用率が80パーセント超に到達するまでの期間も、数カ月から数日へ短縮されています。
実務の変革事例も具体化しています。マイクロソフトのクラウドサプライチェーンは、業務の可視化と簡素化を先行し、計画や調達などに70超の専用エージェントを展開してサイクルタイムを75パーセント短縮しました。Eatonは品質管理エージェントで約5,000件のレポート分析を支援し、意思決定の迅速化とリスクの早期発見に寄与しました。Premera Blue CrossはCopilotとCopilot Studioを基盤に900超のエージェントを開発し、契約添付資料の処理を30〜45分から約3分に短縮しました。S&P Global Commodity InsightsはTeams上のエージェントでデータ抽出を95パーセント、比較分析を98パーセント高速化しました。日本マイクロソフト株式会社の営業チームでは役割別エージェントにより顧客対応時間が25パーセントから50パーセントへ倍増し、売上9.4パーセント向上と成約期間20パーセント短縮を確認しています。
詳しくは日本マイクロソフト株式会社の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















