株式会社プランベースは、生成AIを用いた補助金事業計画書作成支援の中核技術について、特許第7891767号を取得しました。特許の対象は、基礎情報から計画書の文章を生成した後、審査水準まで仕上げるための工程を一体化した情報処理技術です。具体的には、公募要領や審査基準に基づくチェックポイントから修正アドバイスを自動生成し、そこから修正指示案を自動作成、さらに事業スケジュール表の自動生成とファイル出力、評価ポイントに基づく計画書の自動評価までを統合しています。開発背景として、初稿作成よりも提出前の磨き上げ工程が時間と専門性を要する属人的領域であった点を挙げ、1,500社超の支援で培ったノウハウを再現可能な仕組みとして実装したとしています。本技術を搭載した自社アプリケーション「AI補助金コンサルくん」は、3次省力化投資補助金一般型で採択率94.7%を記録し、全国平均66.8%を大きく上回る成果を示しています。
特許技術の4機能 修正アドバイスから評価までを一気通貫で支援
本特許は、構造化された基礎情報を入力して申請書の文章を生成する共通土台の上に、四つの支援機能を権利化しています。第一に、生成文章とチェックポイントを言語モデルに与えて修正アドバイスを自動生成します。第二に、そのアドバイスから具体的な修正指示案を自動作成し、指示入力欄へ自動セットします。第三に、計画書内容をもとに事業スケジュール表を自動生成して図表で提示し、提出に使えるファイルとして出力します。第四に、審査観点に基づく評価ポイントで文章を自動評価し、提出前の完成度確認を可能にします。加えて、数値計画の推移を反映した文章生成や制度関連資料の同時表示、追記事項入力によるコンテキスト付与も権利範囲に含まれています。これらを一体のシステムで提供する点が発明の特徴です。
製品活用と提供形態 基礎入力から素案生成、数値連携、即時プレビューに対応
特許技術を搭載した「AI補助金コンサルくん」は、基礎情報の入力だけで制度要件に沿った素案を自動生成します。各セクションを論理的依存関係に沿って段階的に生成し、前後の整合を保った一貫性ある計画書を構築します。売上高や原価、付加価値額などの数値計画を収益計画ファイルから取り込み、文章の定量表現へ自動反映します。公募要領との整合性や表現改善ポイントの自動アドバイス、修正指示案の自動生成、計画書の自動評価までを一貫支援し、自然文での修正指示入力と即時プレビューに対応します。サービスは同社の補助金コンサルティングにおける中核ツールとして提供中で、料金は利用内容や提供形態により異なります。特許の出願日は2025年8月5日、登録日は2026年7月9日で、特許権者は株式会社プランベースです。
詳しくは「株式会社プランベース」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















