需要が跳ねる雨の夜も、夕食どきも、配れますか。エニキャリがサンライズサービスの宅配寿司「つきじ海賓」に配送ネットワーク提供を開始しました。自社便と外部リソースを切り替える新運用で、機会損失の抑制と安定配達をねらいます。注文再入力なしのシステム連携やADMSの活用で、現場の手間も減らせる構成です。2026年8月の開始時点から繁忙帯のキャパ拡張に踏み出しました。どのように柔軟性と品質を両立するのでしょうか。
自社便×外部配送をシームレス連携、繁忙の山を滑らかにする仕組み
取り組みの核は、需要変動への即応です。曜日や天候で増える注文に対し、エニキャリの配送パートナー網を自社配送に重ねて補完します。注文単位で外部配送へ振り分けられ、品質と効率のバランスを図ります。連携はリブオン・エンタープライズの「宅配Evolution」と直結します。店舗で受け付けたデータをそのままエニキャリ側へ渡し、転記作業を不要にします。配送管理は「ADMS(AnyCarry Delivery Management System)」で統合し、ADMS Connect経由でリソース提供を行います。サンライズサービスはこの体制を2026年8月に稼働させ、繁忙時のキャパシティを拡充しました。
本連携は、エニキャリのラストマイル物流DXの一環です。全国の配送パートナーとADMSにより、飲食や小売、ECの現場へ安定運営を提供します。宅配寿司という時間価値の高い商材で、配達の滑らかさは満足度につながります。再入力ゼロの設計は、店舗スタッフの負荷軽減にも寄与します。今後は小売やEC、地域事業者へも展開を強化し、ラストマイルの最適化を進める方針です。フィジカルインターネットの基盤づくりにも言及し、持続可能な配送モデルを見据えています。
見解 ・需要の山に合わせた外部配送のオンデマンド化は、食品デリバリーの欠品リスクを減らす現実解です。 ・現場の再入力を無くす直結は、誤配低減と処理速度の両面で効果が出やすいと考えます。
詳しくは「株式会社エニキャリ」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部





















