管理職が日々の仕事で最も難しいと感じているのは「部下のモチベーションを高める」ことで、26.4%が課題と回答しました。一方、比較的手応えを感じているのは「部下との日常的なコミュニケーション」で31.7%でした。
株式会社シーベースが、360度フィードバックを導入する企業の従業員751名を対象に、2026年8月に実施した調査です。得意な行動と苦手な行動には個人差があり、経験を重ねても意欲を引き出す難しさが残る実態が明らかになりました。
得意なのは日常会話や意見の引き出し
比較的うまくいっている項目は「日常的なコミュニケーション」31.7%が最多でした。次いで「部下の意見や提案を引き出す」27.3%、「業務の割り当て・権限委譲」26.6%となりました。
一方、「部下の目標達成や業務遂行の支援」は21.3%、「目標設定や業務計画」は20.6%にとどまりました。日常的な会話や任せ方では手応えがあるものの、全体として得意分野は分散しています。
最も難しいのは意欲と成長の支援
課題の最多は「部下のモチベーションを高める」26.4%で、「部下の成長促進」19.0%、「評価・フィードバック・育成のサイクルを回す」14.9%が続きました。
経験別では、5年未満は「部下の成長促進」24.4%、5年以上は「部下のモチベーションを高める」27.9%が最多でした。経験を重ねると、日常的なコミュニケーションや権限委譲、成長支援への手応えは高まる一方、意欲を引き出す難しさは残っています。
得意・不得意の把握から個別の育成へ
株式会社シーベースの深井幹雄代表取締役社長は、管理職育成では不得意をなくすことだけでなく、自分の強みや課題を客観的に把握することが重要だと指摘しています。周囲からの評価も踏まえて振り返り、一人ひとりに合った育成テーマや支援を設計することが求められます。
調査は全国の企業の社員・経営者751名を対象としたインターネットリサーチです。ただし、360度フィードバック導入企業が対象のため、日本の管理職全体を代表するものではありません。調査結果を現場の行動変容につなげるヒントを解説するセミナー動画も、期間限定でアーカイブ配信されています。
詳しくは「株式会社シーベース」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















