株式会社アルバトロスは、退職代行モームリの累計利用者51,935名分のデータを集計し、2026年9月30日までの最新動向を公開しました。全国の利用者データをもとに年代、性別、業種、職種、勤続年数、地域、雇用形態に加え、利用の経緯や重い退職理由、退職意思の伝達状況、改善があれば勤務継続できたか、次も同業種で働きたいかを明らかにしています。20代が59.5%で最多、30代が23.2%と続き、若年層中心の利用構造が確認されました。性別は男性55.2%、女性44.0%で、国内就業者全体の男女比と近い水準です。サービス業が27.5%で最多、販売や営業など顧客接点や現場作業の職種が上位でした。
利用者プロフィールと地域分布 正社員が65.6%で最多、首都圏に集中
勤続年数では入社半年未満の依頼が58.7%、1年未満は72.2%に達し、早期離職の傾向が際立ちます。都道府県別では東京都が9,014名で17.4%と最多で、神奈川、埼玉、大阪、千葉が続き、上位5都府県で50.7%を占めました。雇用形態は正社員が34,076名で65.6%、非正規は合計31.4%でした。業種はサービス業が27.5%、卸売・小売、製造、医療が続き、職種では販売が15.0%で最多、営業、製造・工場が後に続きます。性別比は国内の労働力構成と概ね対応しており、利用は特定層に偏らず広がっています。最年少15歳から最高齢83歳まで幅広い年齢層での利用実績も示されました。
利用の経緯と退職意思の伝達 上司への申し出が壁に
利用の経緯は複数回答で、最も多いのが人間関係や職場環境の問題で18.8%、次いで会社に非はなく自己都合が17.2%でした。ハラスメントの訴えは14.2%、上司から退職を止められるが10.8%で、上司との関係が利用判断に影響しています。利用前に自身で退職意思を伝えた人は26.2%にとどまり、伝達先は同僚が最多で53.2%、上司は44.7%でした。回答者全体で上司に直接伝えた割合は約1割となり、直接の申し出に心理的負担が示唆されます。重い退職理由としては、私物や身体動作の監視、不当な始末書、暴言や暴行の脅し、性的な不適切発言などの具体例が挙げられました。複数要因が重なって依頼に至るケースが多い傾向です。
改善による勤務継続意向と転職志向 同業種回避が約3人に2人
勤務継続の可否では、改善があっても続けたいと思えなかった人が92.1%で、続けたいは7.9%にとどまりました。望まれる改善点には、風通しの良い職場、人間関係や賃金の改善、業務引き継ぎの整備などが挙げられています。次も同じ業種で働きたいかの設問では、いいえが65.4%、はいが34.6%でした。いいえの理由には業界全体への不信やトラウマ、他業種挑戦の意向が含まれ、はいの理由には職場への不満と仕事自体の分離や他業種経験の不足が示されました。約4人に1人は自ら退職を伝えた後に退職代行を利用し、引き留めの難しさも浮き彫りです。株式会社アルバトロスはデータ発信を継続し、より良い労働環境の実現に取り組むとしています。
詳しくは株式会社アルバトロスの公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部




















