SNSで見つけた気になるカフェの写真や、以前の旅行で撮影した街並み、店舗の看板を保存したスクリーンショット。
「このお店に行ってみたい」と思ったとき、どのような方法で場所を調べていますか。写真に写る店名や住所を目で確認し、マップアプリを開いて「〇〇カフェ……」と一文字ずつ入力して検索することもあるでしょう。
しかし、文字が小さくて正確に読み取れなかったり、難しい漢字や外国語の店名をうまく入力できなかったりすると、目的の場所を見つけるまでに時間がかかってしまいます。
こうした手入力の負担を減らす方法として、スマートフォンに搭載されている画像内テキスト認識機能があります。写真に写った看板の店名や住所をタップすることで、AIが文字を認識し、マップアプリと連携して場所の確認や経路案内につなげる仕組みです。
この機能には、iPhoneの「Live Text」やAndroidの「Googleレンズ」などが活用されています。スマートフォンの画像認識システム(OCR)が写真内の文字を読み取り、AIが地名や店名、住所などの位置情報に関係する内容かどうかを判別します。
iOS 19やAndroid 16では、看板の店名や「〇〇ビル〇階」といった画像内の文字を、操作できるリンクとして処理する機能が紹介されています。
文字をタップすると位置情報データベースとの照合が行われ、マップアプリの経路案内画面を呼び出す仕組みです。これにより、写真を見ながら店名を入力し直す手間を省き、目的地の検索から道案内までを効率的に進められます。
写真内の店名や住所をタップ!マップで経路を確認する3ステップ
具体的な操作では、まず看板や住所が写っている写真、またはスクリーンショットを開きます。
自分で撮影した画像だけでなく、SNSで見かけて保存した写真も利用できます。次に、写真内に表示されている看板の店名や住所の文字を指でタップ、または長押しします。文字が青く強調表示され、画面下部に「マップで開く(経路案内)」といったメニューが表示されます。
続いて「経路」を選択すると、マップアプリが起動し、現在地から目的のお店までの徒歩・車・電車によるルート案内につながります。
写真内の文字を認識してマップと連携させることで、店名や住所をキーボードで入力したり、検索結果から該当する店舗を探し直したりする作業を減らせます。
本来の目的は文字を入力することではなく、行きたい場所を見つけて移動することです。
スマートフォンのOSに備わる画像内テキスト認識を活用すれば、こうした手作業を減らし、目的地の確認をスムーズに進められます。
新しいアプリを導入するのではなく、標準搭載されている機能を使って日常の不便を解消することも「個人DX」の一つです。看板の文字が読み取りにくく、店舗の場所を調べるのに手間取った経験がある方は、写真アプリで街並みや看板の画像を開き、文字をタップする方法を試してみてはいかがでしょうか。
レポート/DXマガジン編集部





















