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広島銀行がクラウド上に連携基盤構築、APIを使って他社サービスとの連携やワークフローの自動化を可能に

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広島銀行とNTTデータは、DXを活用した業務プロセスの高度化に向けた「フロントチャネル連携基盤」を導入し、2024年5月20日より運用を開始したことを発表しました。この基盤は、クラウド基盤上にNTTデータイントラマートが提供するローコードプラットフォーム「Intra-mart」を導入し、APIを活用した銀行チャネルや他社サービスとの連携機能を構築しています。これにより、事務処理のワークフロー化を通じて、銀行バックオフィスの事務効率化を実現します。

本基盤の概要
1.APIを活用した銀行チャネル・他社サービスとの迅速な連携の実現
非対面チャネルと連携するための外部APIや既存システムと連携する内部API等の連携機能を開発することにより、銀行内外のシステムと迅速な連携を可能にする仕組みをNTTデータが提供します。

2.事務処理のワークフロー化(自動化)によるバックオフィス事務の効率化
従来、行員が属人的に判断していた確認処理や手作業で実施していた各システムの登録事務を業務ワークフローとしてシステムに組み込むことで、手続きの自動化や正確性の向上を実現します。

フロントチャネル連携基盤の利用イメージ

本基盤を活用したサービスの提供
1.広島銀行のビジネスポータル「ひろぎん」からの当座貸越のお申込み機能追加
対象: 広島銀行と当座貸越契約を締結し、「ひろぎん」ビジネスポータルをご利用中の法人・個人事業主のお客さま
内容: 当座貸越の借入お申込み、借入明細の照会が可能。サービスは2024年7月8日(月)より開始。
機能: 本基盤を活用した勘定系システムとの内部APIによる借入明細の照会機能や、お申込みデータのCRM等への迅速な連携。

2.広島銀行ホームページにおける諸手続きの申込み方法をリニューアル
対象: 普通預金口座のキャッシュカード(バリューワンカードを含む)を発行されている利用者
内容: 住所変更・電話番号変更、通帳・キャッシュカード・ローンカードの再発行や無通帳口座への切り替え等。
機能: e-KYCサービス『proost(プルースト)』との連携や勘定系システムとの内部APIによるチェック機能。サービスは2024年9月2日(月)に開始予定。

広島銀行とNTTデータは今後、DXの取り組みを通じてお客さまへの「安心・安全」の提供と利便性向上に努めます。また、フロントチャネル連携基盤における取引拡大を実施し、金融機関のデジタル変革による競争力向上を積極的に推進していく方針です。この導入により、広島銀行は業務の効率化と精度向上を図り、お客様により良いサービスを提供することを目指しています。今後のさらなる展開にも期待が寄せられています。


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