askenは2022年12月23日、「あすけん『ダイエットトレンド』予測2023」を発表しました。同社の栄養士が、2023年のダイエットの新習慣になると予想した5つの注目キーワードを選定しました。
askenは食事管理アプリ「あすけん」を開発、販売する会社。多くのユーザーに、健康を維持するための食事の選び方や食べ方を知ってほしいという思いで、ダイエットトレンドを選定しています。
同社が予想する2023年のダイエットトレンドと同社栄養士のコメントは次の通りです。
1.毎朝たんぱく質
栄養学の世界で注目度が高まる時間栄養学(食べる内容だけでなく体内時計を考慮して「いつ」「どのように」食べるかを考える栄養学)の観点から、朝食の新習慣として根付くと予想します。 食後は安静にしていても食事誘発性熱産生により代謝量が増えます。特に朝のたんぱく質摂取は、糖質や脂質に比べてエネルギーの消費を促すとされます。主食(炭水化物)のみで済ませる人も多い朝食に、たんぱく質を毎日取り入れてほしいという思いで選定しました。 2.夜は早め糖質
夕食が遅くなりそうなときは、17時から19時ごろの早めの時間帯におにぎりなどの主食だけを先に食べ、主菜・副菜などのおかず類だけを後から食べる「分食」がオススメです。夜の時間帯の食事は、血糖値の高い状態が長く続きやすくなります。そのため、脂肪の蓄積につながりにくい食べ方として提案します。 3.時々パーソナルフード
ユーザーの嗜好やライフスタイル、アレルギー情報等をもとに最適化された食品や飲料を指す「パーソナルフード」が増えています。オンラインで注文し、調理・加工済みの商品が自宅に届くサービス形態が多いため、毎日の食事管理に煮詰まったり、忙しい時などには重宝しそうです。
スムージー、スープ、弁当、コーヒー、お菓子など、さまざまな食ジャンルがあるので、いつもの食事に加えてたまに取り入れる、というスタイルが2023年は増えていくのではないでしょうか。 4. 食事計画
食事を記録するレコーディングダイエットが進化し、食事を計画する「プランニングダイエット」も新しい習慣として広まりそうです。 実際に食べたものを食事後に記録するだけでなく、これから食べようと予定するメニューや食材を先に決めておく方法です。あらかじめ1日の摂取カロリーや栄養バランスを確認して食べる内容を決めると、1日の目標摂取エネルギー量なども守りやすくなります。「あすけん」ユーザーの中で、このような使い方をしている人がすでに一定数いることから注目キーワードに選びました。 5. 大豆回帰
大豆ミートや大豆ヌードルなどの大豆製品が次々と発売されて注目を集めていますが、ここから波及して豆腐や納豆、高野豆腐などの伝統的な大豆食品が再注目されるのでは、と予測します。 物価高騰が続く中、安定価格で脂質を抑えながらたんぱく質や食物繊維も一定量が摂取できる大豆食品は、食卓に取り入れやすく家計の強い味方になると期待します。 なお、より詳しい内容は以下の特集ページで解説しています。
https://column.asken.jp/glossary/glossary-16323/
栄養学の世界で注目度が高まる時間栄養学(食べる内容だけでなく体内時計を考慮して「いつ」「どのように」食べるかを考える栄養学)の観点から、朝食の新習慣として根付くと予想します。 食後は安静にしていても食事誘発性熱産生により代謝量が増えます。特に朝のたんぱく質摂取は、糖質や脂質に比べてエネルギーの消費を促すとされます。主食(炭水化物)のみで済ませる人も多い朝食に、たんぱく質を毎日取り入れてほしいという思いで選定しました。 2.夜は早め糖質
夕食が遅くなりそうなときは、17時から19時ごろの早めの時間帯におにぎりなどの主食だけを先に食べ、主菜・副菜などのおかず類だけを後から食べる「分食」がオススメです。夜の時間帯の食事は、血糖値の高い状態が長く続きやすくなります。そのため、脂肪の蓄積につながりにくい食べ方として提案します。 3.時々パーソナルフード
ユーザーの嗜好やライフスタイル、アレルギー情報等をもとに最適化された食品や飲料を指す「パーソナルフード」が増えています。オンラインで注文し、調理・加工済みの商品が自宅に届くサービス形態が多いため、毎日の食事管理に煮詰まったり、忙しい時などには重宝しそうです。
スムージー、スープ、弁当、コーヒー、お菓子など、さまざまな食ジャンルがあるので、いつもの食事に加えてたまに取り入れる、というスタイルが2023年は増えていくのではないでしょうか。 4. 食事計画
食事を記録するレコーディングダイエットが進化し、食事を計画する「プランニングダイエット」も新しい習慣として広まりそうです。 実際に食べたものを食事後に記録するだけでなく、これから食べようと予定するメニューや食材を先に決めておく方法です。あらかじめ1日の摂取カロリーや栄養バランスを確認して食べる内容を決めると、1日の目標摂取エネルギー量なども守りやすくなります。「あすけん」ユーザーの中で、このような使い方をしている人がすでに一定数いることから注目キーワードに選びました。 5. 大豆回帰
大豆ミートや大豆ヌードルなどの大豆製品が次々と発売されて注目を集めていますが、ここから波及して豆腐や納豆、高野豆腐などの伝統的な大豆食品が再注目されるのでは、と予測します。 物価高騰が続く中、安定価格で脂質を抑えながらたんぱく質や食物繊維も一定量が摂取できる大豆食品は、食卓に取り入れやすく家計の強い味方になると期待します。 なお、より詳しい内容は以下の特集ページで解説しています。
https://column.asken.jp/glossary/glossary-16323/
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