近年、ネット証券の普及により複数の口座を使い分けるユーザーが増加しています。株式会社ゼロアクセルは、SBI証券の利用者146人を対象に、口座の使い方や満足度、不満点に関する実態調査を実施しました。
手数料の安さでメインに選ばれる一方で浮き彫りとなったシステム画面の課題
株式会社ゼロアクセルは、自社が運営するサイトのココモーラにて、SBI証券の利用経験がある146名を対象にインターネット調査を行いました。調査期間は2026年4月27日から5月10日までです。その結果、全体の約6割にのぼるユーザーが複数の口座を目的によって使い分けている実態が明らかになりました。具体的には、同証券をメインとしつつ他社と併用している人が36.99%で最多となり、同証券のみを利用している人は30.14%にとどまっています。多くの人が一つのサービスに依存せず、独自の利便性に応じてデジタルな使い分けを行っています。
ユーザーがこのサービスを使い続ける理由のトップは、手数料の安さや新規公開株の取扱数で49.22%に達しました。これに僅差で続いたのが、住信SBIネット銀行との連携機能で45.31%となっています。一方で、ポイントの貯まりやすさを理由に挙げた人は22.66%にとどまりました。還元特典よりも、取引コストの低さや日常的なお金の入出金のしやすさといった根本的な利便性が、長く利用される強固な軸となっています。その結果、総合的な満足度では78.08%の人が満足していると回答しており、非常に高い評価を獲得しています。
しかし、多くの人が満足感を得ている一方で、デジタルな顧客体験における不満点も浮かび上がってきました。全体の56.16%は特に不満はないと答えたものの、不満を感じている人の間では画面の複雑さを挙げた人が25.34%を占めました。約4人に1人のユーザーが、システムの操作性や情報の見せ方に課題を感じている計算になります。多機能でコストが安いという大きなメリットがある反面、初心者を含めた誰もが直感的に使えるデザインの洗練という点には、投資家たちがさらなる改善を求めています。
見解として、コストの安さや銀行連携といった基盤の強さが支持される一方で、画面の複雑さが課題となる点は、機能の多さと使いやすさのバランスの難しさを示しています。 ポイントによる囲い込みよりも、日々の入出金や取引のしやすさといった根本的な利便性こそが、ユーザーを長く引き止める真のエンゲージメントに繋がります。 今後は初心者でも迷わずに操作できる直感的な画面設計など、ユーザーファーストな視点でのシステム改修といったデザイン面の変革が期待されます。
詳しくは「株式会社ゼロアクセル」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部 戸田






















