トヨクモ株式会社は2026年10月23日、カメラ画像から現場の状態や変化をAIが検知し、業務改善プラットフォーム「kintone」に自動通知する新サービス「トヨクモ AIカメラ」の提供を開始しました。
工場や倉庫、建設現場などで担当者が巡回して行っていた確認業務の一部を自動化し、人手不足への対応や現場管理の効率化を支援します。モキュラ株式会社との共同開発によるサービスで、トヨクモにとって7番目のkintone連携製品となります。
危険エリアへの立入りや設備の状態変化をAIが検知
「トヨクモ AIカメラ」は、対応カメラが撮影した画像をAIが解析し、設定した条件に応じて現場の変化を検知するサービスです。
例えば、工場では危険エリアへの人の立入り、部品箱の不足、コンベア周辺の滞留などの確認に活用できます。倉庫では通路への荷物の放置やパレットの状態、建設現場では夜間の人の立入りや作業終了後の片付け状況などを確認する用途が想定されています。
異常や確認が必要な状態を検知すると、画像付きでkintoneへ通知します。担当者が常時映像を監視したり、頻繁に現場を巡回したりする負担を軽減できます。
ただし、公表された活用例には開発中・対応予定の機能も含まれており、すべての用途が提供開始時点で利用できるわけではありません。
kintoneで検知履歴を管理、月額7,000円から提供
検知した画像は、kintoneのアプリに1画像1レコードとして記録されます。担当者は通知内容を確認し、対応状況や履歴をkintone上で管理できます。
蓄積した情報は、異常の発生傾向の分析や再発防止策の検討にも活用できます。また、AIカメラの管理画面からも検知履歴を検索できます。
料金は月額7,000円(税別)からで、契約コースや画像解析に使用するトークン数によって変動します。最短契約期間は3カ月で、30日間の無料お試しも用意されています。
本利用には対応カメラ「ATOM Cam 2」やmicroSDHCカード、通信環境、kintoneのスタンダードコース以上などが必要です。無料お試しではスマートフォンのカメラも使用できます。
なお、AIによる検知精度は100%保証されず、法令上必要な安全対策や警備業務を代替するものではありません。
見解として、今回のサービスは、現場の状況確認をデジタル化し、検知から通知、対応履歴の管理までを一元化する取り組みです。特に複数拠点を管理する企業では、巡回や目視確認の負担軽減が期待されます。既存のkintone環境と連携できることから、現場で得られた画像情報を日常業務の改善や安全管理に生かす手段として注目されます。
詳しくは、トヨクモ AIカメラの公式製品ページをご確認ください。
レポート/DXマガジン編集部




















