24本用意した先行販売が、わずか7分で完売したという。しかもそれは、まだ完成形ではなかった。小麦を使わないロールケーキに専用プリンを乗せた本来の姿が、阪急うめだ本店で初めて姿を現す。開発に費やした時間は約2年だという。
オンライン先行販売、24本が7分で完売した「土台」
プリン専門店「プリン研究所」を運営する株式会社PURIは、2026年8月12日(水)〜18日(火)、阪急うめだ本店地下1階「スイーツイベント2」に出店し、新商品「グルテンフリープリンロール」を初販売する。
8月6日、その土台となる「グルテンフリーロールケーキ」を自社オンラインショップで24本先行販売したところ、販売開始からわずか7分で完売した。ただしオンラインでは冷凍配送のため、理想の食感を保てないプリンは乗せず、ロールケーキのみの販売だったという。

5種類の粉、開発2年で辿り着いたしなやかな生地
生地には米粉・玄米粉・アルファ化米粉・タピオカでんぷん・もち米粉という性質の異なる5種類の粉を使用。油脂には米油を用いている。
米粉の生地は水分が不足するとパサつきやすく、逆に水分を増やすと巻く際に割れやすいという難しさがある。粉の配合や水分量、焼成方法を調整し、しっとりとした口どけと巻けるしなやかさの両立を追求。開発開始から完成までは約2年を要したという。
北海道・根釧地区の低温殺菌生クリームを巻き込み、ミルクの自然なコクを生かしながら甘さを控えめに仕上げた。
プリンのレシピも組み直し、3つの食感を一度に

上に乗せるプリンには、岩手県葛巻町産の低温殺菌牛乳、神奈川県産の平飼い有精卵「さがみっこ」、マダガスカル産最高グレードバニラビーンズを使用。なめらかさの中にわずかな弾力を持たせ、ロール生地や生クリームと一緒に食べてもプリンの存在感が失われないよう設計している。
生地は甘め、クリームとプリンは控えめ。しっとり甘いロール生地、ミルク感のある生クリーム、バニラ香るプリン、ほろ苦いカラメル——4つの要素を一緒に口に運んだ瞬間に、ひとつのスイーツとして完成する構成だ。価格は972円(税込)。
代表の北村佑介氏は小麦アレルギーを抱えており、「グルテンフリーとしては美味しい」ではなく「小麦を使った商品と遜色ない、または上回る」ことを絶対条件に開発してきたという。






















