日本のIT不足を救うのは「世界」の知性です。ヒューマンリソシアの最新調査で、国内のIT業界で働く海外人材が10万人に迫ることが判明しました。驚くべきは、その8割が東京に一極集中している現実です。高度な専門スキルを持つ彼らがなぜ東京を選ぶのか。日本のDXの命運を握る「頭脳」の最新動向を読み解きます。
10万人規模の海外人材がIT業界に従事。うち約8割の高度人材が東京に集結。国内IT業界の3.2%を占める現実
ヒューマンリソシアの調査によると、日本のIT業界で働く海外人材は9.8万人となり、10万人の大台に迫っています。直近10年でその数は約2.2倍にまで急拡大しました。IT業界全体の就業者数に占める割合も3.2%に上昇しており、もはや日本のIT現場になくてはならない存在となっています。
彼らの多くは単純労働ではなく、エンジニアなどのホワイトカラー専門職です。在留資格の約7割が「専門的・技術的分野」を占めており、高度な専門スキルを持つ人材が中心です。コロナ禍の一時的な停滞を乗り越え、2022年以降は再び過去最多を更新し続けています。
一方で、深刻なのが就業場所の「東京一極集中」です。IT業界で働く海外人材の約8割にあたる7.8万人が東京に集中しています。全産業の海外人材の東京比率が約25%であるのに対し、IT分野では突出した偏りが見られます。地方でのIT人材不足をどう解消するかが、今後の日本のDXにおける大きな論点となるでしょう。
見解として、高度なスキルを持つ海外人材を東京だけに留めるのは、日本全体の底上げにおいて大きな損失です。 今後は地方のDXを加速させるために、東京圏以外でのキャリア形成を支援する仕組み作りが急務となります。
詳しくは「ヒューマンリソシア株式会社」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部





















