企業が採用で最も重視するのは、専門スキルよりもコミュニケーション能力なのでしょうか。
帝国データバンクは2026年10月22日、全国1,333社を対象に実施した「企業の採用形態と求める人材像アンケート」の結果を発表しました。
調査によると、企業が求める人材像のトップは「コミュニケーション能力が高い」で30.6%でした。AIやデジタル技術が普及する中でも、人と協力して働くための能力が重視されている実態が明らかになりました。
企業の81.1%が中途採用中心、大企業と中小企業で違い
企業の主な採用形態を調べたところ、「中途採用がメイン」は81.1%、「新卒採用がメイン」は18.9%でした。
企業規模別では、大企業の55.2%が新卒採用を中心としている一方、中小企業では中途採用が8割を超え、小規模企業では9割を超えました。
人手不足が続く中、企業規模によって採用戦略に違いが見られます。
求める人材は「コミュニケーション能力」「誠実さ」「意欲」
企業が求める人材像では、「コミュニケーション能力が高い」が30.6%で最多となりました。
続いて「真面目、または誠実な人柄である」が29.2%、「意欲的である」が28.4%でした。
一方、「専門的なスキルを持っている」「AIやデジタル技術を活用できる」といった項目は下位にとどまりました。
採用形態別では、新卒採用を中心とする企業で「素直である」が、中途採用を中心とする企業では「行動力がある」「責任感がある」が相対的に重視される傾向が見られました。
見解として、AIが普及する時代でも、企業は技術を使いこなす能力だけでなく、周囲と協力し、主体的に行動できる人材を求めています。今後はデジタルスキルの習得とともに、人間ならではの対話力や協調性を育むことが重要になりそうです。
詳しくは、帝国データバンク公式「企業の採用形態と求める人材像アンケート」をご確認ください。
レポート/DXマガジン編集部




















