パスワードや認証コードの入力を減らすと、ログインはどれだけ変わるのか。FIDOの調査は、利用率と成功率を分けて示しています。
成功率93%は調査対象の値、すべての利用者への保証ではない
FIDO Allianceは2026年10月15日、「Passkey Index 2026」を公開しました。調査では、成功したログインに占めるパスキーの割合が36%となり、2025年の26%から上昇したとしています。パスキーを登録できる状態にするだけでなく、日常のログインで実際に使う段階へ進んだことを示すデータです。この割合は調査対象サービスの成功したログインに関するもので、世界の全アカウントの36%がパスキーへ切り替わったという数字ではありません。
ログインの成功率はパスキーが93%、従来の多要素認証が78%と報告しています。パスキーを使わない場合に比べて約3倍速く、1回当たり平均27秒を短縮したとも示します。登録の数よりも、既に持っているパスキーを使う頻度の伸びが大きかったと説明しています。何個登録されたか、どれくらい使われたか、操作が成功したかを別々に見る構成です。利用者が認証方式を考える際、手間と使いやすさを確認するための調査結果となっています。
フィッシングの状況を測定した参加者は、導入後に成功した攻撃が減ったと報告しています。費用のデータを提供した参加者では、SMSで送るワンタイムパスワードの費用も低下したとしています。ただし、すべてのサービスが同じ項目を測定したわけではなく、個々の端末や利用者に同じ成功率・短縮時間を保証するものでもありません。調査ページから全文へ進めます。FIDOは、認証の提供だけで終わらず、継続的な利用へ結び付く動きを示しています。
詳しくは「FIDO Alliance」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部





















