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絶対にできると思えば不可能も可能になる!

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何かに取り組むとき、「失敗したらどうしよう」「自分には無理」と思う人は多いはず。しかし、こうした消極的な姿勢が成功を遠ざけます。最後までやり抜くにはどんな心構えが必要か。不可能を可能にする極意とは。【週刊SUZUKI #77】

本気でやり抜こうとする強い覚悟が、自身の成長を促進させます。ただ緩い毎日を過ごすだけでは成長を見込めません。強い意志と姿勢、行動を伴わずして、人が成長することは絶対あり得ません。

では、本気でやり抜く覚悟をどう持てばよいのでしょうか。強い気持ちをどう維持し続ければよいのでしょうか。大切なのは、「必ずできる」という気持ちです。

人は新しいことに挑もうとすると、つい失敗することを考えてしまいます。その考えが膨らむほど、本気でやり抜こうとする覚悟は弱まってしまいます。しかし、こうした考えを打ち壊すほどの自信を持つべきです。「自分なら絶対最後までやり遂げられる」「自分にしかこの挑戦は成し遂げられない」と、成功をつかみ取れるのは自分しかいないという気持ちで臨むべきです。この自信がやり遂げたときのイメージを膨らまし、イメージが具体的になればなるほど、自分が成長した姿も描けるようになります。自分がこの先、どう成長するのかをイメージできるようになれば、自ずと覚悟は固まるし、上辺だけの自信が確固たる自信に換わります。

物事に絶対はありません。しかし、すべてのことに「無理」や「できない」といった消極的な考えを植え込む必要はありません。その瞬間、成功は遠のいてしまいます。たとえ絶対はなくても、「絶対できる」と思い込むべきです。自分の中で「必ずできる」という気持ちを持ち続けるようにします。周囲から「無理だ」という声が聞こえても、自分だけは「必ずできる」という信念を曲げず、貫き通すべきです。この一途な姿勢が、不可能を可能にするのです。

「できるかどうか」という疑念は、単なる周囲の評価に過ぎません。大切なのは「自分はできるかどうか」です。これまで誰も成し遂げたことがない道であっても、「自分ならできる」という強い覚悟で切り拓くべきです。その先に自分の目標があるなら、その道を突き進むべきです。「できない」なんて周囲の声を無視し、自分の決めた道を歩み続けることが大切です。こうして未踏の地に立ち入ったとき、あなたは誰も得たことのない経験を手に入れられるのです。誰も感じたことのない成長を遂げられるのです。

筆者プロフィール

鈴木 康弘
株式会社デジタルシフトウェーブ
代表取締役社長
1987年富士通に入社。SEとしてシステム開発・顧客サポートに従事。96年ソフトバンクに移り、営業、新規事業企画に携わる。 99年ネット書籍販売会社、イー・ショッピング・ブックス(現セブンネットショッピング)を設立し、代表取締役社長就任。 2006年セブン&アイHLDGS.グループ傘下に入る。14年セブン&アイHLDGS.執行役員CIO就任。 グループオムニチャネル戦略のリーダーを務める。15年同社取締役執行役員CIO就任。 16年同社を退社し、17年デジタルシフトウェーブを設立。同社代表取締役社長に就任。他に、日本オムニチャネル協会 会長、SBIホールディングス社外役員、東京都市大学特任教授を兼任。

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