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図書館がもっと身近に 奈良市、駅で受け取れる「図書受取ロッカー」導入

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奈良市が駅近に「図書受取ロッカー」を設置し、図書館で予約した本を通勤・通学途中に受け取れるサービスを開始します。10月16日9:00から予約受付を開始(予定)し、年間約12,000冊の受取を見込む取り組みです。

駅で受け取る仕組みと使い方

「図書受取ロッカー」は荷物宅配ロッカーと同様の仕組みを図書館サービスに応用したものです。利用者は奈良市立図書館のホームページで借りたい本を検索し、予約時に受取場所として「図書受取ロッカー」を指定します。予約は最大で5冊まで可能で、予約受付完了や本の準備完了はメールで通知されます。受取時は図書館貸出券をロッカーの操作パネルにかざすと、該当扉のランプが点滅して開錠され、本を取り出せます。

利用登録は奈良市在住の方ならオンラインで行えます。図書館貸出券(電子貸出券)はホームページから即時発行でき、来館不要で利用開始が可能です。さらに、あらかじめマイナンバーカードを貸出券として紐づけておけば、マイナンバーカードでロッカー操作ができます。利用は無料で、ロッカーでの取り置き期間は5日間、返却は図書館窓口または返却ポストへお願いします。

設置場所は近鉄大和西大寺駅南北自由通路内と、近鉄学園前駅隣接の西部会館内の2カ所で、それぞれ扉数は38扉です。利用時間は大和西大寺が24時間(メンテナンス除く)、西部会館は7:00~22:00です。市は両カ所で年間約12,000冊の受取を見込んでおり、特に通勤・通学で駅を利用する世代に図書館サービスを届け、13~30歳代の利用促進を目指しています。

注意点として、プレスリリースは予約受付が「令和6年10月16日9:00から(予定)」と明記していますが、中央図書館での本の集約や貸出中の所蔵状況によっては、ロッカーで実際に受け取れるまでに時間がかかる場合や、ロッカーの空き状況によって順番待ちが生じる可能性があることも併記しています。運用の詳細や開始タイミングは、予約受付後の準備状況に依存する点をご留意ください。

詳しくは「奈良市」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權

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