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偽造カードを瞬時に見破る。千葉興業銀行、全窓口でマイナンバーカードIC認証を導入

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千葉興業銀行は、店舗窓口での本人確認の信頼性向上を目的に、キヤノンマーケティングジャパン株式会社と株式会社プリマジェストが提供する「本人確認支援ソリューション」を導入し、2026年5月から全店舗で順次運用を開始します。近年増加するなりすましや不正口座開設、特殊詐欺への対策として、対面手続きにおける本人確認の厳格化が進む中、マイナンバーカードを活用した公的個人認証に対応する点が特長です。犯収法の改正により、2027年4月から対面手続きでも本人確認書類のICチップ読み取りが義務化されるため、店舗での確実な本人確認プロセスが求められています。今回の導入は、セキュリティ強化と業務効率化の両立を図る取り組みです。読み取ったデータや問い合わせ結果を勘定系システムに連携し、口座開設や各種手続きの迅速化につなげます。

犯収法対応のJPKIとICチップ読み取りで窓口の安全性を向上

本人確認支援ソリューションは、ICチップの読み取りによる真がん判定に対応し、顔認証や公的個人認証を組み合わせて本人確認を行います。マイナンバーカードの電子証明書を使うJPKIに対応することで、対面取引で求められる高い信頼性の確保に寄与します。キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、2024年11月から改正犯収法に対応した同ソリューションを展開し、大手金融機関での採用実績があります。千葉興業銀行は店頭でのJPKIによる本人確認を開始し、業務プロセス全体の最適化を進めます。再鑑業務の負荷軽減にもつながる設計で、店舗運営の効率を高めます。法令対応の観点でも、2027年の義務化に先行する形での導入となります。

既存システムとの柔軟な連携と専用デバイスの活用

本ソリューションは、ソフトウエア開発キットとAPI連携により、既存の金融機関システムへ容易に実装できます。真がん判定、容貌照合、公的個人認証など、各行の方針に応じた構成が可能で、既存の業務プロセスに合わせてスムーズに導入できます。専用の個人認証カードリーダー ID-MY2は、マイナンバーカードや運転免許証、在留カードのICチップ読み取りに対応します。全銀協仕様に準拠したキャッシュカードの磁気・IC読み取りにも対応し、口座振替やデビット決済に活用可能です。さらに、iPadやAndroid、WindowsのスマートデバイスとBluetoothまたはUSBで接続でき、バッテリー内蔵で外出先でも本人確認が可能です。セルフ端末や既存手続きアプリとの連携により、データ品質向上も見込めます。

導入範囲と価格

千葉興業銀行では、2026年5月から全店舗を対象に順次運用を開始します。価格は、アプリケーション一式や開発・構築支援、保守サービス、個人認証カードリーダー ID-MY2を含め、導入ハードウエアやライセンス数、導入支援内容に応じて個別見積です。キヤノンマーケティングジャパン株式会社と株式会社プリマジェストは、地方銀行や信用金庫をはじめとする金融機関への展開を加速し、地域金融機関のDX推進と安心・安全な金融取引の実現を支援していきます。対面の本人確認が重視される環境において、店舗のセキュリティ水準を高めつつ、窓口業務の負担軽減に資する取り組みとして位置づけられます。運用開始後の効果検証とあわせ、順次適用範囲の拡大が期待されます。

詳しくは「株式会社プリマジェスト」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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