AI家計簿アプリ「ワンバンク」を運営する株式会社スマートバンクは、配偶者と同居する25歳から59歳の既婚男女441名を対象に「夫婦の共同口座と家計の実態調査」を実施しました。調査では、生活費や貯蓄をふたりで共有運用する“共同口座”の有無で、家計行動や資産状況に明確な差が見られました。“共同口座”を持つ夫婦は、持たない夫婦に比べて月平均の貯蓄額が約1.2倍、投資額が約1.6倍多い結果となりました。さらに、現在の平均金融資産は約550万円の差があり、“共同口座”の活用が資産形成を後押ししている傾向が示されています。調査は2026年3月3日から3月5日にインターネットで行われ、回答は小数点第二位以下を四捨五入しています。春の新生活期に合わせ、家計管理の見直しに関する示唆がまとまりました。
共同口座の導入動機と家計協力度 「結婚」「将来の貯蓄・運用」「出産」が上位
“共同口座”を始めた理由は、「結婚したため」が50.9%で最多でした。次いで「将来に向けて効率よく貯蓄・運用したいため」が22.1%、「出産などで家族構成が変わったため」が21.2%となりました。家族イベントを契機に、支出と貯蓄の見える化を図る動きが表れています。家計運営に対する配偶者の協力度では、“共同口座”を持つ夫婦が「とても協力的」と「やや協力的」の合計で85.1%に達し、“共同口座”を持たない夫婦の70.8%を14.3ポイント上回りました。共有残高のもとで日々の支払いと貯蓄を扱うことで、家計の透明性が高まり、両者の関与が強まっている実態が確認できます。生活費の負担配分や目標設定を共通化しやすいことが、協力度の差に表れていることがわかります。調査主体は株式会社スマートバンクです。
貯蓄と投資の月平均額が増加 共同口座世帯は投資が約1.6倍
月平均の二人分の貯蓄額は、“共同口座”なしが平均64,046円、“共同口座”ありが平均74,555円で、約1.2倍の差が示されました。月平均の二人分の投資額は、“共同口座”なしが平均36,691円に対し、“共同口座”ありが平均58,497円で、約1.6倍の差となりました。共有の資金枠を可視化することで、余剰資金の把握と配分が進み、積立や投資への回しやすさが高まっていることが数値に表れています。現在の二人分の金融資産額の平均は、“共同口座”なしが13,655,737円、“共同口座”ありが19,194,767円でした。双方の差は約550万円で、長期的な資産形成におけるギャップを示しています。これらはいずれも自己申告に基づく集計で、調査期間や四捨五入の条件が付されています。家計習慣の違いが資産の差に結びついている点が、本調査の注目ポイントです。
価格感度のギャップ 共同口座なしの妻の59.6%が夫の相場把握不足を指摘
日常の食料品価格に関する把握度では、“共同口座”を持たない妻の59.6%が「夫は卵1パック、牛乳1本の相場を把握していないと思う」と回答しました。“共同口座”を持つ妻では同趣旨の回答が41.4%で、18.2ポイントの差が見られました。家計の見える化や支払い履歴の共有が進むほど、日常支出の感度が両者で近づく実態が示されています。家計の情報共有が購買行動や価格認識に及ぼす影響を、家族内コミュニケーションの観点から把握できる結果です。家計運営での役割分担が固定化しやすい環境においても、共同管理の仕組みが双方の関与を促す可能性があります。こうした定量差は、今後の家計教育や支出管理ツール活用の参考になります。調査方法はインターネット調査で、有効回答は441名です。
ワンバンクの共同管理機能「ペアカード」と家計アプリの特徴
「ワンバンク ペアカード」は、共同口座を2枚のVisaプリペイドカードで管理するアプリ連動サービスです。ふたりのアプリから共有残高へチャージし、どちらかのカードで支払うと履歴が双方にリアルタイムで反映されます。入金、出金、残高移動までアプリで完結し、未婚や既婚を問わず家族・パートナーで利用できます。AI家計簿アプリ「ワンバンク」は、レシート整理から改善提案までをサポートし、キャッシュレス決済で使い過ぎを防ぎながら家計管理を継続しやすく設計されています。2021年4月のリリース以降、2025年7月時点で累計ダウンロードは200万件です。支払い、家計簿、共有管理、ポイント獲得までを一体で提供し、家計の見える化と資産形成の後押しを目指しています。
詳しくは「株式会社スマートバンク」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部






















