LINEヤフー株式会社は、Yahoo! JAPAN IDのログイン方法を安全性と利便性の向上を目的に「パスキー」へ一本化します。第一段階として、2027年春頃までに「パスワードのみでのログイン」を終了する計画で、本日からパスワードのみでログインしている利用者に対して、ログイン画面でパスキーやSMS認証などの設定案内の表示を開始しました。移行措置として、SMS認証を使ったパスワードレスログイン、ならびにパスワードとワンタイムパスワードを組み合わせたログインは当面利用できますが、移行状況に応じて段階的にパスキーへ統一していく方針です。スケジュールは状況により変更の可能性があり、一部ケースで期間限定でパスワードが利用可能とされています。
パスキー一本化の背景と現状
フィッシング詐欺など認証情報を狙うサイバー攻撃が増加するなか、より安全で利便性の高いログイン方式への移行は重要性を増しています。Yahoo! JAPAN IDでは2017年からSMS認証やパスキーなどのパスワードレス化を推進してきました。その結果、現在はログインユーザーの約90%がパスワードレスログインで利用しており、約60%がパスキーを設定している状況です。今回の方針により、残るパスワード依存の利用を計画的に解消し、より強固で使いやすい認証基盤への移行を進めます。段階的な案内表示の開始は、ユーザーが自らのタイミングで設定を進めやすくするための措置でもあります。
パスキーの仕組みと利点
パスキーは、スマートフォンやPCの生体認証などを用いて、より安全でスムーズなログインを実現する方式です。一度パスキーを登録すれば、以降は端末の生体認証などでYahoo! JAPAN IDにログインできます。生体認証は端末上で実行されるため、生体情報がLINEヤフーに送信や保存されることはありません。これにより、パスワードの使い回しやフィッシングによる漏えいリスクを避けつつ、入力手間を減らすことができます。移行期間中は、パスキーに加えてSMS認証やワンタイムパスワード併用の方式も利用可能ですが、最終的にはパスキーへの統一が予定されています。
段階的移行のスケジュールと案内
段階的移行の第一段階として、2027年春頃までにパスワードのみのログインを終了します。これに向け、パスワードのみでログイン中の利用者に対して、ログイン画面での設定案内表示を開始しています。案内には、パスキーの登録方法や、暫定的な認証手段としてのSMS認証の設定が含まれます。今後は移行状況を踏まえて、SMS認証やワンタイムパスワードの方式も順次終了し、最終的にパスキーへ一本化する計画です。スケジュールは変更の可能性があるため、利用者は画面上の最新案内に従って設定を進める必要があります。
安全性と利便性の両立に向けた取り組み
LINEヤフーは「WOW Our Users!」をミッションに掲げ、ユーザーの安全で安心なサービス利用を支えるため、セキュリティ強化と利便性向上の両立に取り組むとしています。今回のパスキー一本化は、その方針に基づくものです。パスワードを前提とした認証からの脱却は、なりすましや詐欺への対抗力を高めると同時に、日々のログイン体験を簡便にします。利用者側の操作は、まずパスキーの登録や、当面の代替手段としてのSMS認証設定が中心となります。案内が表示された際は、早めに設定を完了させることが推奨されます。
詳しくは「LINEヤフー株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















