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木くずやプラごみがエコな燃料に!三菱ガス化学らが挑む「日本初のグリーンメタノール製造」

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木質バイオマスと使用済みプラスチックからグリーンメタノールを製造し、資源循環につなげる事業化検証が動き出します。TREホールディングス株式会社、荏原環境プラント株式会社、三菱ガス化学株式会社の3社は、千葉県市原市八幡海岸通の事業用地を候補地として、商業規模のグリーンメタノール製造を起点にした資源循環の実現を目指すと発表しました。製造開始目標は2031年で、年産数万トン規模の国内初となる計画です。メタノールは国内需要をほぼ輸入に依存しており、地政学リスクの高まりを背景に国産循環資源の活用が期待されています。化学品原料や燃料として幅広く使われるメタノールを、リサイクル可能な循環資源から生産する取り組みは、炭素循環社会とGXの実現に資する選択肢として注目されています。

原料調達から製造販売までの役割分担と計画の要点

TREホールディングス株式会社は、WXの考え方に基づき、千葉県を中心とする首都圏から木質バイオマスを年間10万トン、使用済みプラスチックを年間6万トン調達します。木質バイオマスは千葉県森林組合との連携により、森林整備計画に沿った安定供給を目指します。使用済みプラスチックは品質に応じて分別し、受け入れた全量を限りなくリサイクルする方針です。荏原環境プラント株式会社は、供給された原料を高度なガス化技術で合成ガスに転換し、三菱ガス化学株式会社にグリーンメタノールの原料として供給します。三菱ガス化学株式会社は、環境循環型プラットフォーム「CarbopathTM」により、合成ガスからグリーンメタノールを製造し、化学品原料や船舶燃料などとして販売します。3社は、地域創生に資する取り組みを通して、環境・社会・経済価値の提供と持続可能な社会の構築に貢献するとしています。

実務への示唆と次のアクション

資源循環を前提としたサプライチェーンの構築には、原料の安定調達、ガス化からメタノール合成までの一貫運用、需要側の事前組成が重要になります。まずは自社の廃棄物フローや木質資源の発生量を定量把握し、品質基準に基づく分別体制を設けることが実装の第一歩です。調達面では、森林整備計画に連動した長期契約や、自治体との回収スキーム連携を検討する余地があります。製造側では、ガス化設備の運転条件と原料変動の許容範囲を共有し、製品用途に応じたグレード設計を前倒しで進めることが有効です。需要側では、化学品原料とエネルギーの双方でパイロット導入先を確保し、LCA評価とコストの見える化を並行して進めることが事業化の速度を高めます。関係者間での情報連携を定例化し、2031年の稼働目標から逆算したマイルストーン管理を徹底することが求められます。

詳しくは「三菱ガス化学株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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