DICは2022年2月21日、新経営ビジョンとその実現に向けた長期経営計画「DIC Vision 2030」を発表しました。社会的意義の極大化という視点を盛り込みつつ、パーパスドリブンな経営を推進するビジョンを明確に打ち出しました。
「DIC Vision 2030」では、DICの強みを活かして貢献できる重点事業領域を5つ定義。この領域に経営資源を集中し、“社会の持続的繁栄に貢献する事業ポートフォリオの構築”と“地球環境と社会のサステナビリティ実現に貢献”を目指す考えです。
市場成長性や社会に対する影響度を基準に、次の5つを重点事業領域に定めます。
・サステナブルエネルギー領域
・ヘルスケア領域
・スマートリビング領域
・カラーサイエンス領域
・サステナブルパッケージ領域 特にサステナブルエネルギー領域とヘルスケア領域は、同社の新たな事業の柱として育成する考えです。残りの3領域は、これまでよりサステナブルな事業への転換を図ります。 さらにこれらの取り組みを進めるにあたり、具体的な5つの施策も発表しました。5つの施策は次の通りです。
・人的資本経営の強化
・戦略投資(2025年までの戦略投資枠2,300億円)
・技術プラットフォームの拡充
・グルーバル経営体制の強化
・IT・DXの推進
・サステナブルエネルギー領域
・ヘルスケア領域
・スマートリビング領域
・カラーサイエンス領域
・サステナブルパッケージ領域 特にサステナブルエネルギー領域とヘルスケア領域は、同社の新たな事業の柱として育成する考えです。残りの3領域は、これまでよりサステナブルな事業への転換を図ります。 さらにこれらの取り組みを進めるにあたり、具体的な5つの施策も発表しました。5つの施策は次の通りです。
・人的資本経営の強化
・戦略投資(2025年までの戦略投資枠2,300億円)
・技術プラットフォームの拡充
・グルーバル経営体制の強化
・IT・DXの推進
一方、地球環境と社会のサステナビリティ実現に貢献するためのサステナブル戦略も打ち出します。サステナブル製品を拡充し、2030年のサステナブル製品の売上高比率を60%にする目標を掲げます。なお、2020年の売上高比率は40%でした。CO2の排出量削減も進めます。2030年のCO2排出量を2013年度比で50%削減する目標を掲げます。2050年にはカーボンネットゼロを目指します。そのほか、サーキュラーエコノミーへの対応を進め持続可能な社会への貢献も進めます。
2025年までのDICグループの連結計画値も公開しています。