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名刺情報を即時活用へ、マネーフォワードがデータをリアルタイムに活用する環境を構築

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マネーフォワードはクリエイティブサーベイの提供する「Ask One」を導入し、マルチプロダクトの営業体験を強化しました。多様な顧客接点で営業機会を逃さないようにするのが狙いです。サービスを提供するクリエイティブサーベイが2024年5月24日、発表しました。

マネーフォワードではバックオフィス向けのSaaS「マネーフォワード クラウド」を通じ、法人向けに人事管理、勤怠管理、給与計算、年末調整など幅広いサービスを提供しています。これらのマーケティング活動にはオフラインのイベントや展示会が重要な顧客接点となるものの、名刺データの管理や、顧客のニーズに応じた営業プロダクトの割り当てに課題がありました。

こうした課題を解消する手段として、クリエイティブサーベイの「Ask One」を導入しました。顧客の声を活用し、あらゆる顧客接点で営業機会を逃さないことを目的としたマルチチャネルフォームで、マネーフォワードは「Ask One」導入で次のような効果を見込みます。

リアルタイムなデータ連携で迅速な顧客フォロー
マネーフォワードは、Adobe Marketo EngageとSalesforceを連携させており、オンライン・オフラインの顧客接点で収集したデータを活用しています。「Ask One」によって、展示会で収集した名刺情報をリアルタイムでAdobe Marketo Engageに取り込み、Salesforceと同期させることで、データ管理体制を維持しながら業務効率を向上させました。従来は数日かかっていた名刺情報のデータ化が即時に可能となり、顧客フォローのリードタイムが大幅に短縮されました。

図1:名刺情報はMAやCRMですぐに活用できるようになる(出典:クリエイティブサーベイ)

参照マジックで最適な提案を自動アサイン
「Ask One」の参照マジック機能を活用することで、フォームに入力された情報を元に、Adobe Marketo EngageやSalesforceのデータをリアルタイムに参照し、その場で最適な提案や営業アサインを行うことが可能になります。例えば、展示会で収集した名刺情報から、給与計算サービスの未利用顧客を特定し、適切な担当者に自動でアサインすることができます。

なお参照マジックとは、データを取り込んだときから活用できるようにする機能です。データを収集することに重点を置いてきた従来のシステムとは異なる特徴です。Ask Oneのフォームに入力したデータはCRMやMAシステム、自社データベース、さらにはAPIを介してリアルタイムに参照・活用でき、顧客に対して最適な対応を即時できるようになります。これによりオンライン・オフラインを問わず、迅速かつ効果的な顧客コミュニケーションを実現します。

マネーフォワードは「Ask One」の導入により、効率的な営業プロセスと迅速な顧客対応を実現し、さらなる成長を目指す考えです。

関連リンク
クリエイティブサーベイ株式会社
https://jp.creativesurvey.com/

株式会社マネーフォワード
https://corp.moneyforward.com/




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