高齢化と医療負担が重くなる日本で、ヘルステックはどこまで実装できるのか。渋谷区が主催する第17回「Growth Hub」は、シリコンバレー発Toi Labsを招き、AI活用と日本市場開拓のリアルに迫ります。現場の学びと協業の手触りが共有されます。
海外スタートアップの信頼獲得とAI活用を渋谷で深掘り
渋谷区は、スタートアップ支援事業「Shibuya Startup Support」の一環として、第17回「Growth Hub」を令和8年7月29日(水)に開催します。本セッションでは、シリコンバレーのヘルステックスタートアップToi Labs, Inc.の創業者兼CEO、Vik Kashyap氏が登壇します。テーマは、海外スタートアップによる日本市場開拓とヘルスケア領域におけるAI活用です。モデレーターはシブヤ・スタートアップサポート スペシャルアドバイザーのFrancisco Dalla Rosa Soares氏が務めます。会場は渋谷ブリッジB棟のShibuya Startup Supportで、時間は16時30分から18時までです。英語と日本語で実施され、主催は渋谷区です。申し込みは公開されているリンクから受け付けられています。
Growth Hubは令和7年1月に始動し、LinkedInやSBI Investment、Partners Fundなどのゲストを迎えてきました。資金調達から海外展開、AI活用まで、各回で実践的な知見の共有が行われています。過去回では、Y Combinator採択のAIワークフロー生成ツール「Jinba」を展開する株式会社Carnotの松森匠哉氏が挑戦のプロセスを語りました。エンタープライズAIのOPERA TECH創業者、森川馨太氏の回では顧客獲得や組織づくり、米国企業へのM&Aまでの実体験が議論されました。継続開催によって、起業家と投資家、事業会社が交差し、学び合う場が形成されています。渋谷という都市特性を活かし、グローバルなネットワークと実践知が集約されている点が特徴です。
今回の焦点は、AIとコンピュータービジョンを活用するヘルステックの最前線と、日本市場での事業展開です。Toi LabsはCareTEX TokyoやSusHi Tech Tokyoへの出展を通じて、日本での活動を加速させています。セッションでは、日本進出の背景、信頼獲得のプロセス、日本企業との協業による市場開拓、そしてグローバルスタートアップとしてのGo-To-Market戦略が語られる予定です。推薦者として、渋谷スタートアップサポートのグローバルアンバサダーでシブヤスタートアップス株式会社前会長の渡部志保氏は、予防医療の重要性とVik氏の実行力を評価しています。高齢化が進むなか、予防とモニタリングの実装例は関心を集めるテーマです。
Shibuya Startup Supportは、国内外のスタートアップを渋谷に招き、事業成長とグローバル展開を支援する取り組みです。渋谷区はカルチャーとテクノロジーの交差点として、多様な人材や企業が集積しています。スタートアップや投資家、大企業、クリエイターが交わることで、学びと協業が加速する環境が整っています。今回のGrowth Hubも、このエコシステムの中でヘルスケアとAIという注目領域を横断し、実務に直結する知見の共有を狙います。イベントは英日対応のため、海外スタートアップと国内関係者の対話がしやすい設計です。第17回という継続性も、学びの蓄積とコミュニティの深化に寄与しています。
イベントの詳細は、日時が令和8年7月29日(水)16時30分から18時、場所は渋谷区東1-29-3の渋谷ブリッジB棟です。テーマは海外スタートアップの日本市場開拓とヘルスケアにおけるAI活用で、言語は英語と日本語です。主催は渋谷区で、参加申し込みは案内されたリンクから可能です。これまでの登壇実績からも、資金調達、営業、法務、海外展開といった成長課題の実践的議論が期待できます。今回も、具体的な事例とプロセスの共有により、ヘルステック領域での連携や導入の検討が進む場になるとしています。自治体主導の支援により、国際的な知見が地域に還元される流れが強まっています。
見解 ヘルステックの実装には、医療機関や介護事業者との協業設計と倫理面の配慮が鍵になります。英日対応の対話設計は、連携の初速を高める実務的な工夫だと評価します。
詳しくは「渋谷区」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部






















