持続可能な自動運転サービスの実現に向け、NTT西日本株式会社、NTTビジネスソリューションズ株式会社、AVITA株式会社は、自動運転EVバスの車内コミュニケーションサービス「バスあば」の開発で業務提携を開始しました。政府が掲げる地域限定型の無人自動運転サービスの普及方針を背景に、地域交通の維持や運転士不足の課題に対応する狙いがあります。自動運転レベル4の実装では安全性に対する心理的不安や事業性確保が課題とされ、乗客が人に見守られている感覚を持てる環境づくりが重要とされています。3社は、運賃収入や公的補助のみに頼らない事業モデルの確立をめざし、社会受容性と収益性の両立に挑みます。車内での人とテクノロジーの共存による新しい移動体験の提供が目標です。
NTT西日本グループは、全国で20以上の自治体と連携し社会実装を推進してきた実績を持ち、安全走行のインフラ連携に関する実証でも業界最多の取り組みを重ねています。AVITAは、アバターを通じた遠隔接客や案内などのサービス展開で、社会課題に新たな選択肢を提示してきました。今回の提携では、三者の技術と知見を融合し、車内での案内や声かけ、状況に応じた情報提供をアバターで行うことで、安心して乗車できる環境づくりに取り組みます。観光地では観光消費の拡大と集客やリピーター化を促し、生活圏では情報発信の高度化とアバターオペレーターという新たな雇用の創出を視野に入れます。さらに、域外からの広告収入の獲得や推し活コンテンツ施策も検討対象に含めます。
役割分担は明確で、NTT西日本株式会社が自治体との企画運営を主導し、地域特性を踏まえた持続可能な運行モデルの構築を支援します。NTTビジネスソリューションズ株式会社は、自動運転EVバスの導入と運用に関する技術支援を担います。AVITA株式会社は、アバターやAIを活用した車内コミュニケーションサービスの提供と実装支援を行い、利用者案内や観光ガイド、注意喚起などを通じて体験価値の向上に貢献します。三者は次世代モビリティサービスとしての展開を進め、地域ごとの特性に応じた柔軟な運用と成功事例の創出をめざします。アバターオペレーターは年齢や性別、居住地にとらわれない働き方が可能であり、地域での新たな雇用創出への貢献が期待されます。グローバル実績を多数有するNTT西日本グループの取り組みと、海外展開を進めるAVITAの技術を組み合わせ、国内外での展開も視野に入れています。移動に新たな体験価値を組み込み、外出機会の創出や交流促進を通じて、持続的で活力ある地域社会の形成に寄与する方針です。
詳しくは「NTT西日本株式会社」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















