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AIで仕事の速さが1.9倍に!? メルカリが7月1日の「新トップ就任」で挑む、ものづくりの完全AI化大作戦

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エンジニアの生産性が劇的に向上したら、組織はどう変わるでしょうか。フリマアプリ大手のメルカリでは、すでにエンジニア1人あたりの開発量が驚異的な数字を叩き出しています。個人利用を超え、ものづくりの土台そのものを完全に変革しようとする、新たなリーダーの就任と驚きの戦略の全貌を明かします。

組織と開発をAI前提で再設計する二人三脚の新たな経営体制

株式会社メルカリは、2026年7月1日付で中島大一氏が執行役員CTO Japan Business、およびマーケットプレイス新規事業のVP of Engineeringに就任したことを発表しました。同社は2025年7月に「AI-Native Company」の実現を掲げ、全社を挙げたテクノロジーの活用を推進しています。その成果として、従業員のAI利用率は100%に達し、エンジニア1人あたりの開発量は前年比で1.9倍に向上するという驚異的な進展を遂げています。今回の人事では、2026年6月に最高人事責任者(CHRO)兼最高AI責任者(CAIO)となった木村俊也氏の後を中島氏が継ぐ形となります。木村氏が「人と組織の運営基盤」を担う一方、中島氏が「ものづくりの基盤」をAI前提で作り直すことで、同社はより具体的な実行フェーズへと歩みを進めます。

中島氏が主導する変革は、大きく2つの軸で構成されています。1つ目は、既存のプロセスにツールを足すのではなく、人工知能を中心に据えた少人数体制で開発を回す「AI Pods」などの取り組みです。企画から運用までの全工程において、人とテクノロジーが協働する新しい開発モデルへの移行を目指します。2つ目は、この進化を支える技術基盤の刷新です。分散している基盤を共通化し、今後の世界展開を見据えた信頼性とスケーラビリティを向上させます。中島氏は入社以来9年にわたり、大規模なアーキテクチャのクラウドネイティブ移行を成功させてきた実績があり、その経験を活かして組織全体の仕組みを最適化していきます。

今回の体制刷新は、責任を一人のリーダーに集約するのではなく、組織運営とプロダクト開発のそれぞれに高い専門性を持つリーダーが深く連携する点に特徴があります。中島氏は国内事業の技術戦略を統括しながら、新たな事業領域における価値創出にもコミットしていく方針です。このように、開発プロセスや技術基盤そのものをAI前提で再設計するアプローチは、真のAIネイティブ企業へと進化するための先進的なDX戦略と言えます。組織とものづくりの両面から専門リーダーが連携して挑む体制は、今後のデジタル時代における企業の強力な成長モデルとなるでしょう。

詳しくは「株式会社メルカリ」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部 戸田

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