UZUZホールディングスは、Z世代の若者を対象とした「社会人基礎力に関する意識調査」を実施し、就職や転職活動中のコミュニケーション負担の実態を明らかにしました。連絡手段の中で最も心理的負担が大きいのは電話で、64.2%が何らかの負担を感じると回答しました。相手の表情が見えないこと、即時に適切な言葉で応答する難しさ、記録が残らず認識ズレが起きる不安などが背景にあります。対面やオンラインミーティングも負担感は一定数あり、移動や日程調整、画面越しのコミュニケーションの難しさが挙げられました。一方で、メールやチャットは8割前後が「負担なし」と回答し、テキスト中心の連絡は比較的負担が軽い傾向が示されました。調査は自社ユーザーに対する定期アンケートで、有効回答数は400です。
連絡手段別の負担感と理由。電話が突出、対面やオンラインも負担が残る
電話に関しては「かなり負担」「負担あり」「どちらかというと負担」の合計が64.2%となりました。理由には、表情や温度感が読み取りにくいこと、急な受け答えで焦ること、一度の発言が取り消せないことへの不安が並びました。言葉だけで正確かつ手短に要件を伝える難易度、いつ連絡が来るか分からない点への抵抗、相手の時間を奪う感覚も挙げられています。対面は移動や日程調整の負荷、自分の見られ方を気にして緊張する点が理由として目立ちました。オンラインミーティングでは、画面越しで感情が読み取りにくいことや行動の制約が負担となっています。メールとチャットは「負担なし」がそれぞれ75.8%、83.8%で、推敲可能で記録が残る非同期のやり取りが安心感につながっている様子がうかがえます。
伸ばしたい力は「失敗対処」が最多。会議マナー、報連相が続く
社会人スタート時に教わりたかった力として、失敗の影響を最小化し次に生かす「失敗対処スキル」が218で最多でした。続いて「会議マナー」176、「報連相スキル」157、「連絡手段の選び方」132が挙がり、電話やメールの作法、第一印象を整える挨拶や服装の基本もニーズが確認されました。会社や上司に望むサポートでは「相談しやすい環境」が56.0%で過半数を占め、「マニュアル/テンプレート共有」12.5%、「失敗を責めず挑戦を応援する風土」11.3%、「定期的なフィードバック」10.8%が続きました。形式的な座学は2.5%、ロールプレイ研修は7.0%にとどまり、日常の実務に直結する支援への期待が大きいことが読み取れます。
専門家コメントの要点。電話削減とフォロー体制、学習機会の整備
UZUZグループの専務取締役は、視覚と聴覚の両情報が得られる対面やオンラインより、聴覚のみの電話が最も負荷が高いと指摘しています。若手の離職防止には、チャット等の活用で電話対応自体を減らす工夫や、過度な負荷を抑える教育とフォロー体制の整備が必要と述べています。さらに、失敗対処や会議マナーなどを入社前後に体系的に学べる仕組みづくりが、不安の軽減と心理的安全性の確保につながるとしています。今回の調査は、既卒64名、第二新卒324名、新卒12名の計400名を対象に、2025年11月26日から2026年1月19日にかけてキャリア面談予約時のアンケートで実施されました。各割合は端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
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