海外旅行の選択肢が増える一方で情報が膨大になり、検討の初期段階で迷いやすい状況が続いています。株式会社令和トラベルが運営する旅行アプリNEWTは、OpenAIのApps in ChatGPTに対応し、ChatGPT上で対話しながら海外ツアーを検索できる機能の提供を始めました。対話の中で希望条件やイメージを伝えるだけで、NEWTに掲載された海外ツアーの候補が提示されます。国内の旅行サービスで同機能を通じた海外ツアー検索に対応するのはNEWTが初めてと説明しています。旅行の意思決定を対話で支援する狙いが示され、曖昧な動機から検討を始める利用行動に合致するアプローチだと位置づけられています。アプリの価値訴求としては、わかりやすい価格や日程表示、初心者にも直感的に選べるUIや不安を減らす情報設計を継続してきた流れの延長とされています。
ChatGPT上で何ができるかと現時点の制約
今回の連携では、ChatGPTの会話内でNEWTのツアー検索機能を利用できます。希望の予算や旅行期間、訪れたい地域の雰囲気などを文章で伝えると、NEWTのデータに基づく海外ツアーが一覧で表示されます。提示されたツアーはChatGPT上で概要を確認でき、より詳しく知りたい場合は表示されたボタンからNEWTの公式ページへ移動して詳細確認や予約手続きに進みます。現時点ではChatGPTの画面内だけで予約完了まではできないと明記されています。具体的な利用例として、連休に行けるヨーロッパのツアーや初めての海外旅行に適した国とプラン、短期の韓国旅行、海の景色がきれいなホテルに泊まるハワイのツアー、一定の予算で行ける東南アジアの旅行、子ども連れでも行きやすい渡航先などの相談が挙げられています。これらの問い合わせを通じて、会話形式で条件整理と候補発見を同時に進められることが示されています。
連携の背景とNEWTが目指す体験
旅行検討の初期段階では、具体的な行き先や条件が明確でないケースが少なくないとされています。株式会社令和トラベルは、こうした実態に合わせてデータとテクノロジーの活用を重ね、価格や日程の見やすさ、情報設計、UIやUXの工夫を行ってきました。Apps in ChatGPTへの登録は、その取り組みの延長として位置づけられています。AIとの対話を通じて、利用者がうまく言語化できていない価値観や希望を汲み取り、より適した選択肢に導くことが狙いとされています。NEWTはミッションとしてあたらしい旅行をデザインすることを掲げ、旅行体験そのものをAI起点で更新していくと述べています。AIファーストカンパニーとしての姿勢を明確にし、意思決定のプロセス自体を進化させる方針を示しました。
使い方と導入のステップ
利用開始はChatGPTのアプリディレクトリからNEWTを追加する手順が案内されています。追加後は会話内でアットマークに続けてNEWTを呼び出すことで、対話型のツアー検索を開始できます。やり取りでは、日程の候補や希望の体験、優先順位などを自然文で伝えるだけで検索が進みます。表示されたツアーの中から興味のあるものを選び、NEWTの公式ページで詳細を確認して予約に進む流れです。現時点の仕様として、予約完了はNEWT側のページで行う必要があると案内されています。Apps in ChatGPTはChatGPTのインターフェイス上で外部サービスを検索して追加できる基盤であり、NEWTはこの仕組みを通じて会話型の旅行検討を提供します。
企業情報とサービスの位置づけ
株式会社令和トラベルはデジタルトラベルエージェンシーとして、旅行における新しい体験と社会価値の提供を目指すとしています。NEWTは2022年4月に提供を開始し、旅行業界の予約や管理業務のDXを最大化する方針を掲げています。旅行というエクスペリエンスを通じて価値創造に挑戦すると記されています。会社概要では、名称や所在地、代表者、創業日、事業内容、登録免許、所属協会などの基本情報が公表されています。NEWTのブランドページや各種公式チャネルの存在にも触れられており、サービス全体のエコシステムが整備されていることがうかがえます。今回のChatGPT連携は、こうした事業展開の一部として、利用者接点の拡充と検討体験の質向上を図る取り組みとされています。
詳しくは「株式会社令和トラベル」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部






















