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データ主権を守り抜く。さくらインターネットのAI基盤、Microsoft Azureと連携検討開始

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さくらインターネット株式会社と日本マイクロソフト株式会社は、国内におけるAIインフラの選択肢拡大を目的に協業し、Microsoft Azureの利用環境でさくらインターネットのAI計算基盤を活用できるソリューションの共同開発に向けた検討を開始しました。日本語に特化した大規模言語モデルの開発や、精密製造業やロボティクスなどのフィジカルAI領域、さらに政府や公的機関など機密性の高いデータを扱う組織では、機密性やデータ主権を確保できる国内インフラの需要が高まっています。一方で国内の選択肢は限られており、両社はこの課題解消に取り組みます。

検討中のソリューションは、言語モデルなどの資産を国内に保持したまま、多数のGPUで構築されたさくらインターネットのAI計算基盤のリソースをAzure環境から利用できるようにする構想です。アプリケーション層やユーザーインターフェース、管理機能、周辺サービスの活用を見据え、Azureの柔軟な拡張性を維持しながら、機密性やデータ主権に配慮した開発、運用、管理を可能にすることを目指します。これにより、企業や行政府、公的機関などは要件に応じた設計と運用を進められる見通しです。

さくらインターネットの田中邦裕社長は、AI活用を支える計算基盤の重要性が高まる中、国内の顧客に柔軟なAIインフラの選択肢を提供できる可能性を検討していくと表明しました。日本マイクロソフト株式会社の津坂美樹社長は、日本発の大規模言語モデルやフィジカルAI分野で利用できる基盤の選択肢拡充への期待を示し、幅広い組織に信頼性の高い基盤を継続的に提供していくと述べています。なお、提供形態や技術仕様は今後変更となる可能性があります。

さくらインターネットは1996年創業のデジタルインフラ企業で、国内の自社データセンターからクラウドおよび計算基盤を提供しています。主力のさくらのクラウドは令和8年度ガバメントクラウドの対象サービスに正式採択されています。日本マイクロソフト株式会社はAIを活用したプラットフォームとツールを展開し、技術と日本経済の発展への貢献を掲げています。両社は今後、日本のAIインフラ活用の幅を広げる取り組みを進めます。

詳しくは日本マイクロソフト株式会社の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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