日本商工会議所が公表した2026年8月のLOBO調査では、全産業合計の業況DIはマイナス20.2で、前月比プラス1.0ポイントの改善となりました。小売とサービスは夏休み需要で観光や帰省が増え、客足が伸びたことが寄与しています。建設は中東情勢に起因する調達難や資材高の落ち着きに加え、価格転嫁の進展で改善しました。一方、製造はエネルギーや原材料の上昇に猛暑による生産性低下が加わり悪化しました。卸売も仕入れ高騰に対し販売価格への転嫁が進まず悪化しています。熊本地震や千葉豪雨などの自然災害により、供給網の滞りや生産遅延、宿泊や飲食の予約キャンセルの影響も確認されています。
先行き見通しはマイナス20.1でわずかに改善。不透明感は根強い
先行き見通しDIはマイナス20.1で、今月比プラス0.1ポイントとなりました。高水準の賃上げによる実質賃金の増加や、気温の低下に伴う行楽シーズン入りが消費マインドの回復を後押しする期待が示されています。他方で、国際情勢の不安定化や金利上昇、長引く円安と物価高に伴うコスト増が重荷となっています。十分な価格転嫁が進まない懸念も残り、先行きに対する慎重な見方が強まっています。今月の付帯調査は生成AIの活用状況がテーマです。詳細や動画はLOBO調査のホームページで案内されています。
詳しくは「日本商工会議所」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部





















