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富士通がジョブ型人材マネジメントを新卒含む全社員に適用、職責の高さに基づき処遇

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富士通社は、2026年度(2026年4月入社)より新卒入社者に「ジョブ型人材マネジメント」の考え方を拡大し、新たな採用形態へのシフトおよび有償インターンシップの拡充を行います。

このジョブ型人材マネジメントとは、社員一人ひとりの職務内容や責任範囲を明確にした「Job Description」を基に、入社時から個々のジョブを起点とした処遇を行う制度です。これにより、事業と連動した人材ポートフォリオを実現し、全社員へのジョブ型人材マネジメントの適用やグローバルでの人材流動化を加速させることを目指します。

富士通は、「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」というパーパスを掲げ、地球環境問題の解決、デジタル社会の発展、人々のウェルビーイングの向上を必要不可欠な貢献分野として定めています。これを実現するためには、社会の変化に柔軟に対応し、自律的に役割を遂行できる人材が不可欠です。

これまでは新卒採用において一斉入社・一斉教育が中心でしたが、今後は新卒入社者にもジョブ型人材マネジメントを適用し、ジョブや職責に基づく処遇を行います。高度な専門性が必要なジョブを担う人材には、入社時からそれに応じた処遇を行い、優秀で多様な人材の獲得を推進します。

また、従来の短期インターンシップに加え、実践を重視した有償インターンシップを拡充します。具体的には、大学での研究や学外での活動を通じてキャリア志向を持つ人材向けに、1か月から6か月にわたる長期のインターンシップを実施し、スペシャリストとともに実ビジネスに挑戦する機会を提供します。有償インターンシップでは、学業や既卒者の参加を促進するため、参加時期や入社時期を柔軟に調整します。

このような取り組みを通じて、入社前からのキャリア形成支援や入社後のオンボーディング、スキル習得プロセスを支援し、即戦力として活躍できるような採用活動を実施していきます。

関連リンク
富士通株式会社
https://global.fujitsu/ja-jp


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