長年連れ添った基幹システムが、いつの間にか中身の分からない「ブラックボックス」になっていませんか?仕様書は古く、コードは迷宮。そんな保守の泥沼に苦しむ現場に、劇的な変化をもたらす新技術が登場しました。ウェブ画面上で複雑なシステムを完全に可視化する、エーアイ解析の驚くべき実力とは。
ブラックボックス化したシステムをウェブで丸裸にする新技術
多くの企業で基幹業務を支えるJava / JSPなどの既存資産ですが、長年の運用によりプログラムが複雑化し、ブラックボックス化する課題が多発しています。画面や業務ロジック、データベース(DB)アクセスなどが複数のファイルに分散し、現状の仕様を把握するだけで膨大な時間とコストが奪われていくのが実態です。この深刻なレガシーシステム問題に対し、東京都中央区に本社を置くワンダフルフライ株式会社が、心強い解決策を提示しました。同社が提供する「ワンダーロボ・リバースサービス」は、既存のソースコードをエーアイ(AI)で解析し、設計書を自動生成する画期的なリバースエンジニアリングサービスです。
今回、同サービスにジャバ解析の進捗や対象ファイルをウェブ画面上でリアルタイムに可視化できる新機能が追加されました。これまでは、膨大なプログラムのうち「どのファイルが解析対象なのか」「解析がどこまで進んでいるのか」を把握することが困難でした。新機能では、ソースコードの構造抽出から設計書生成にいたる一連の処理工程(パイプライン進捗)や、解析対象のファイル一覧を視覚的に確認できます。これにより、開発担当者だけでなく、プロジェクト管理者や情報システム部門、外部の委託先など、複数の関係者がウェブ画面を通じて同じ進捗状況をリアルタイムに共有できるようになります。
この可視化機能により、解析作業の透明性が高まり、対象範囲の抜け漏れ防止や影響範囲の調査が劇的に効率化します。生成される設計書は、画面設計書やテーブル定義書、処理フロー、画面遷移図など多岐にわたり、仕様が古くなったシステムの再構築や保守の引き継ぎ、モダナイゼーション(近代化)に即座に活用可能です。これまでブラックボックス化し、手をつけることすら難しかった巨大なシステム資産を、確実かつ安全に次世代へと引き継ぐ基盤が整いました。
見解として、ソースコードの解析状況を可視化することは、単なる作業効率化にとどまらず、開発に関わるメンバーの心理的負担を軽減する効果があります。 プロジェクトに関わる全員が同じ進捗を共有できる透明性こそが、頓挫しがちなモダナイゼーションを成功へ導く真の原動力となるでしょう。
詳しくは「ワンダフルフライ株式会社」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部 戸田






















