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従業員50名未満の6割超が「AIを活用できない」 企業規模によるAX格差が鮮明に

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全国の管理職・経営層271名を対象に、株式会社SHIFT AIが「管理職・経営層のAI活用実態と、AI時代の人材評価に関する意識調査」を実施しました。企業規模別では、従業員50名未満の企業で「AIを活用できていない」と回答した割合が65.1%となり、1,000名以上の39.6%を大きく上回りました。AI研修を実施していない企業は69.8%、利用ルールが整備されている企業は3.2%にとどまり、企業規模によるAX(AIトランスフォーメーション)格差が鮮明になっています。

小規模企業では「使う・学ぶ・整える」が進まない

従業員50名未満の企業では、「AIを活用できていない」が65.1%となり、1,000名以上の39.6%との差は25ポイントを超えました。業務で生成AIを利用している割合も50名未満では50.8%にとどまり、1,000名以上の82.4%との差が大きく開いています。大企業では専任人材や予算を確保しやすくAI活用が進む一方、小規模企業では導入・活用の双方で遅れが見られました。

AI研修未実施は約7割 ルール整備も進まず

AI教育の実施状況を見ると、従業員50名未満では「研修を実施していない」が69.8%でした。1,000名以上では26.4%となっており、大きな差があります。利用ルールについても、「整備されている」は50名未満でわずか3.2%にとどまり、1,000名以上では28.6%でした。全体で見ても、「整備されていない」が41.7%、「検討中」が14.0%で、55.7%がルール未整備または検討段階となっています。AI利用が広がる一方で、ガイドライン整備が追いついていない状況です。

最大の課題は「学ぶ時間」

AI活用を進めるために必要なものとして最も多かったのは、「社員がAIを学ぶ時間」44.6%でした。続いて「自分がAIを学ぶ時間」が42.4%となり、学習時間の確保が最大の課題として挙げられています。また、「社内の推進人材」「明確な活用ルール」がともに28.8%、「相談できる相手・伴走支援」20.3%、「経営層の理解・関与」19.9%、「予算」19.2%という結果でした。

今回の調査からは、企業規模によってAI活用環境に大きな差があることが明らかになりました。AIツールの導入だけでなく、研修や運用ルール、学習時間の確保まで含めた組織づくりが、今後のAX推進における重要な課題となりそうです。

詳しくは「株式会社SHIFT AI」の公式ページまで。レポート/DXマガジン編集部

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