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【第1回スチューデントアカデミー レポート】仕事とはなにか。仕事には型がある

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日本オムニチャネル協会が主催する「スチューデントアカデミー」は、学校では学ぶことのできない「仕事の基本」を身につける場として設立されました。記念すべき第1回目のゲストには、株式会社デジタルシフトウェーブ代表取締役社長の鈴木康弘氏が登壇し、「仕事とはなにか。仕事には型がある」をテーマに、ご自身の波乱万丈なキャリアや仕事に対する哲学を語りました。

人生のステージと「本物を真似る」重要性

講演の前半では、鈴木氏の波乱万丈なキャリアが語られました。高度経済成長期に生まれ、「真っ白に燃え尽きる人生」に憧れた少年時代。富士通でのシステムエンジニア時代には、1年目でシステムを止め1億円のロスを出してしまうものの、会社が「気にするな」と挑戦を後押ししてくれたエピソードが紹介されました。その後、孫正義氏との劇的な出会いを機にソフトバンクへ転職し、さらに34歳で自ら起業するなど、挑戦と失敗を繰り返しながら成長してきた軌跡が語られました。

鈴木氏は、人生を「5000日刻み」で捉える考え方を学生たちに提示しました。学生から若手社会人にあたる14歳〜27歳(ステージ2)は、「本物の人に出会い、本物を真似る時期」だと語ります。自身も若い頃に優れた先輩や孫正義氏など、尊敬する人々を徹底的に真似ることで多くを吸収したと振り返りました。そして、28歳〜41歳(ステージ3)では「失敗を恐れずに挑戦する」ことが重要であり、その経験が42歳以降の人生の構築(ステージ4)に繋がると強調しました。

写真:株式会社デジタルシフトウェーブ 代表取締役社長 鈴木康弘氏

プロフェッショナルの定義と仕事の型

後半では、鈴木氏の著書にもある「仕事の心得」について解説されました。仕事とは単に生活費を稼ぐ手段ではなく、人から認められて自己実現を果たし、社会貢献につながるものであると語ります。また、「お給料をもらった瞬間にプロフェッショナルである」と定義し、プロは時間で働くのではなく、最高のパフォーマンスを発揮するために自らを磨き続け、成果を出すことが求められると説きました。

さらに、「仕事とプライベートは切り離せるものではなく、良い塩梅で融合していくべきだ」という独自の視点も示されました。仕事で培った計画性や実行力がプライベートに役立ち、逆にプライベートでの豊かな体験や発想が仕事に活きるという相乗効果の重要性が語られました。

ビジネスにおいて大切なものとしては、論語の「仁義礼智信」を挙げました。中でも「信(信頼)」とは「自分が言ったことを実行すること」であるとし、過去にソフトバンクの役員会で「5年で100億の売上を作る」と宣言し、実際にそれを達成したことで得られた深い信頼のエピソードを交え、その重要性を説きました。

質疑応答と交流会「まんぷく会」

質疑応答では、「大きな失敗への恐怖から挑戦に踏み切れない時はどうすればよいか」という学生からの質問が寄せられました。鈴木氏は「茨の道と楽な道があれば、間違いなく茨の道を選ぶ。失敗しても得られるものが大きいから」と力強く回答し、挑戦の意義を伝えました。また、「ピンチの時ほど笑顔を忘れない」ことで、周囲の協力を得やすくなり、困難を乗り越えられるという実践的なアドバイスも送られました。

講演後は、会場参加者限定の交流会「満腹会」が開催され、美味しい食事を囲みながら、登壇者や社員、学生同士の活発なコミュニケーションが行われました。

次回開催のご案内
次回の第2回スチューデントアカデミーは7月8日に開催予定です。「自分の人生を振り返り自分を知る」をテーマに、株式会社ニューローカルの山田氏をゲストにお迎えします。次回も皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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